遺言

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アジャイル開発・イマジナリー

2021-04-27 17:14:32 | ソフト開発
てすてす。
ぼやきます。

「シンジ、お前の記憶ではそう映るのか?」
アジャイル開発は今やあらゆる分野で適用されている開発手法だと思います。
そして、ウォーターフォールでこれまでやってこれた人たち(要するの我々オジサマ世代)
にはなんやかんや評判が悪い。

テストをしない、設計書を書かない、期間内にやり切れないかもしれない、
理解しようとしないで、否定するのに都合がいいものばかりが取り上げるひとは
ステージ1のアジャイル否定論者症候群。

私も先行検討ばかりで実践できるチャンスに恵まれませんでしたが、
ついに昨年、アジャイルとされるのに参加する機会を得ました。

むずいっすね。

・大事なことを忘れた

仕様は割と簡単なプロジェクトでした、
反面、実現性についてはハードルは高かったと思います。
技術的な高いハードルを越えることに振り回された結果、
「アジャイルで何をしたかったか。」
を忘れてしまいました。
結果、設計もテスト仕様書もそこそこに、作ってあたふた、結合してあたふた、
スプリントバックログは機能別のガントチャートに成り下がりました。

・遥かなる自己組織化

スクラムの肝は自己組織化だと思っていました。
この世界ではGLがメンバーを引っ張るのではなく、
メンバー全員がGLレベルの意識でプロジェクトを推進し、
スクラムマスターがそれをバックアップするものと考えていました。(私はね)

まちがってるのかなぁ。
誰にも理解してもらえませんでした。
課長やGLが理解してくれないのはなんとなくわかります。
担当レベルの人たちも理解してくれません。
Grに割り当てられた機能があって、それがさらに担当に割り当てられる。
切り身にされた機能だけをやり切れば自分の責任は全うできると考える
気持ちはわかる。
でも、そんなことじゃチームじゃないじゃん。
って思うんだけどなぁ。

つづくかな?