「人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになってすでに半世紀が過ぎていた。」
初代ガンダムのオープニング、故永井一郎氏のナレーションはこう始まる。
あれ?
宇宙移民の理由って「人口増加」だったんだ。
環境破壊だと思い込んでいた。
もしくは
核戦争=環境破壊
当時まだ冷戦という言葉が頻繁に使われていた時代に少年時代を過ごした
おじさんに刷り込まれた別の何かがすり替わったものかもしれないけど
まぁそれはどうでもいいか。
私には子供がいない。それどころか結婚もしてない。
いいとこ20年くらい、今の状況が維持できれば
そのあとの地球の姿などどうでもいいというのが正直なところである。
(それでも甥、姪が幸せに天寿を全うできる世界であってほしいとは思う。
まぁ、それは妹夫婦が考えることで私がしゃしゃり出るところでもないとも感じる)
話を戻す。
ツイッターで福島の農家(確認するすべがないので?付き)が、
「電気がないのは困る。原発を再開すべき」
とつぶやいていた。
一番の被害者だと思ってた人からの発信に私は驚いた。
だいぶ前になるが、
「銃で子供を失った母親が銃規制に反対」
みたいな記事を見た時の気分だった。
昨今の電気料の高騰、太陽光発電などの惨憺たる有様を見たらそんなことを
言ってやりたい気持ちになるのもわかる。
と曲解するのはいったんまって、文章を素直に解釈してみる。
私は上記の通り、遠い未来の地球の姿にあまり興味はないのだが、
それでもできることなら、人が健やかに過ごせる大地であってほしいとは思っている。
ただ自分は電気を使ってるし、これも電気で書いてる。
この調子で原発批判を展開するとグレタさん張りにブレブレになる。
というか最終的に「ぶれました」となる予定なのでそこは大目に見てください。
やはり震災からの福島原発、メルトダウンの危機はインパクトが強く、
かなりやばかったと認識しています。
(ちなみに、今頃になってあんなに騒ぐごとなかったんだよとか言い出す専門家はその時に何で言わなかったんだ?当時黙っていた自称専門家の言葉なんて誰にも届かんよ。と思ってる派)
何を言いたいか?
原子力発電所は「一発でマジでやばい状態」になる。
今の科学技術では汚染された地球を離れて宇宙移民というのも難しい。
逃げ場がなくなるんよ。
ほんとにそれでいいの?
1000年に一度って当時言ってたけど、
西暦3000年まで起きないって話じゃないんよ。
橋本環奈クラスの美少女だって今世紀中に出てきますよ。
と思っていて、だから「原発は反対」と考えていました。
ただ、前述のツイッターを見て思いました。
私自身も、環境破壊が叫ばれてもガソリン車を手放すことはできません。
ガソリン車を手放せない私。
福島の原発再開派の人。
福島から遠く離れ、都会でくらすどこか、人ごとの人。
皆100年後の未来より今の暮らしのほうが大切らしい。
これは私にとっては僥倖なのかもしれない。
気兼ねなく今の暮らしを続ければよいだけなのだから。
世の中が少し風通し良くなった気がする。
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