歌の翼に君を乗せ。

今日はK嬢と舞台『歌の翼に君を乗せ』を観てまいりました。
はい、只今3ヶ月連続舞台鑑賞なのでぇ～ございます☆
3ヶ月連続LIVE参戦、とかはあったけど、舞台は初めてだ。
最近観てなかったからねぇ。
いやぁ、やっぱり生で観る舞台は素敵☆
耳に残る迫力が違う。

『シラノ・ド・ベルジュラック』が土台となって、日本の戦争時期に置き換えたお話。
昔映画で観て、凄く印象に残ったお話だったから、結末は解ってる。
改めて観て・・・やっぱり切なかった。
でも、ただ切ないだけじゃなくて。
話の流れを知っているだけに、登場人物の気持ちを色々考えながら観られて、今も「あの時、どうしてこう思ったんだろう？」なんて思い返している。
ほんのちょっぴり深く観られた、かな。
役者さん達も、自分の役や他の役の人達と格闘してるのが良く解る。
凄かったなぁ・・・。
主人公の西村雅彦さんの台詞の中に、戦死した仲間の亡霊に向かって
「今の日本はお前達が望んだ未来になってるか」って言うのがあって。
ドキッとした。
実際に「お国の為に」と亡くなっていった方々がいる。
その方々がもし今の日本を見たらどう思うんだろうね・・・。
考えさせられて、印象的な言葉でした。

戦争のお話に幸せな結末を望むのは間違っているかもしれないけど。
やっぱり幸せな終わり方がいい。
でも、重い中にもかなりコミカルな部分があって、笑えたのは救いでした。