いつかの自分へ〜島のほけんしつ日々のこと〜

「島のほけんしつ 蔵」セラピスト。
魔女だと呼ばれるのも悪くないと思う今日この頃。
日々の事を気の向くままに。

花は散っても

2021年04月20日 | 日々

かたちを変えて

 

 

誇らしげに満開だった桜もすっかり葉桜になってしまったけれど、

先週、まだ少し残る花と葉を採取して、桜の蒸留をしました。

今年も、隠岐神社さまの参道の桜を、許可をいただいて採取させていただきました。

 

深みのある、でも柔らかな桜の香りが蒸留所に満ちていきます。

 

桜の花にも葉にも、抗酸化成分、抗糖化成分が含まれているようで、

エイジングケアに効果的だとか。

でも、ちゃんと効果のある成分はもちろんですが、

桜のやさしい香りは、私たち日本人の心を和ませてくれます。

心がほっと安心して、体も緩むことで、きっと美容的にも効果ありますね。

私が親しくさせていただいているお医者さんの症例結果では、

心理的要因による疾患が、サクラウォーターの使用で軽減したという症例報告がありました。

まだまだいろんな可能性を秘めてますね。

 

花は散って姿をなくしても、今年の桜の香りを残せます。

桜は、そのままでは香りはしないのですが、

熱と圧を加えることで香りの成分が放出されます。

形を変えて、人の心を癒すのですね。

 

こちらは、昨年のサクラウォーター(Sold Out)

娘が描いたイラストを蔵のスタッフである麻衣さんがデザインしてくれました。

 

今年は、後鳥羽院遷幸800年のMemorial year。

特別なサクラウォーターになりそうです。

パッケージも800年仕様になることと思います。

お楽しみに!