いつかの自分へ〜島のほけんしつ日々のこと〜

「島のほけんしつ 蔵」セラピスト。
魔女だと呼ばれるのも悪くないと思う今日この頃。
日々の事を気の向くままに。

テーマは愛

2021年03月31日 | 日々

愛しかない


 
 
月に一度、母を病院に連れて行くために弾丸帰省している。
 
でも、今回はスケジュールに少しだけ余裕をもって少し遊びとワークショップ参加をいれて。
 
 
 
まず、母は超元気。
通院とはいえ、どこかが痛いとか、悪いとかは全然なく、
母の体に出来たガン細胞さんと上手くつきあっていくための通院。
 
癌が見つかって、手術はやめ、
信頼できて、通える場所にホリスティック医療の先生を探して通い始めて数ヶ月が経った。
 
少しずつ少しずつ、私が距離をとっていく過程が今。
それは、母に“自分で”生きてもらうため。
 
最初は私が先生に説明し、母にも先生のお話をもう一度噛み砕きながら話す。
そして今後の方針を話し合う。
そんなことをしていた。
 
診察室に一緒に入って話していた頃、
母はすべて私まかせ。
 
先生が質問しても、母はいったん私の顔を見て私の答えを待つのだ😅
 
でも、先生からいただいた日々のアドバイスは忠実に守っているようでどんどん元気になってる😆
 
なので、前々回くらいから、診察室には母ひとりで入ってもらうことにした。
すると、中から元気に話す声と笑い声が聞こえてくる。
めっちゃ会話弾んでる🤣
 
そして、今回受診付き添いのテーマは、
次回からは母が一人ででも電車で行けるように、
「ここが駅。ここからこっち向かって…」と説明をして入念にシュミレーション。
 
しかーし。
実家に母を送って別れ際、母は、
「気をつけて帰りなさいよ。で、次来る時の日が決まったら教えて。来月末くらいかな?」とか言うからずっこける(笑)
 
なんか、子どもだなー。
しゃーないなぁってなる😆
 
 
そんなこんなを終えて、
大阪へ向かう。
ここで合流するまりえちゃんとじゅんちゃんと一緒に「ダイアログインザダーク」に。
 
 
 
ダイアログインザダーク。
大好きな場所。
 
初めて体験したときは衝撃だったな。
純度100%の暗闇の中での体験。
 
アテンドしてくださる視覚障害者の方の、
暗闇での完璧なまでのエキスパートぶり。
 
 
視覚という、多分一番頼っている感覚が閉ざされることによって、研ぎ澄まされる他の感覚。
 
何も見えないのに、見えるのは、
人のやさしさ。あたたかさ、
 
すべてが衝撃だった。
 
 
そして、今回のダイアログテーマは、「LOVE」。
 
愛について暗闇の中で語り合った。
 
 
 
愛だなぁって思うことは?
 
というお決まり的な質問の後にアテンドスタッフから出されたのは、
 
もう…しゃーないなぁって思うことは?
 
そうね。
 
それも愛だよね。
 
ゆるすことは愛。
 
しゃーないなぁも含めて。
 
 
 
見えない世界の中で語られるみんなのさまざまな思い。
 
普段語れないこと、顔を見ていたら言えない言葉も出てた。
 
島から出てきて合流したまりえちゃん、
急遽のお誘いに乗ってくれたじゅんちゃん。
一緒に参加してくれてありがとう。


 
 
 
さらに翌日は京都へ。
 
「地球を生きるワークショップ」。
 
地球誕生からの46億年を遡りながら4.6kmを歩き、
今、私たちがここに生きる意味を知る。
 
一見、スピリチュアル要素の強いワークショップかと思いきや、
ひとみちゃんのとても地に足のついたお話に引き込まれる。
 
 
この宇宙に地球が生まれた確率
 
そこに私たちが人として生まれた確率
 
そして、この場で出会った人とのご縁の確率
 
すべてが合わさることはとてつもない奇跡
 
 
それはやはり、ここでも「愛」
 
 
 
愛ってなんだろう?
 
この数日で何度、愛という言葉を聞き、発しただろう。
 
 
 
わたしにとっては…
 
愛とはすべて。
 
愛とは、わたし。そのもの。
 
愛で満たされているのが私たちそのもの。
 
 
きっと、それを“知る”だけでいい。
 
ここで多くは記さないけれど、
また誰かと語りたいな。
 
 
 
4日間の関西モードを終えて、
大阪から帰り道、仙台から出雲空港に到着する友人をピックアップして島に帰る。
 
東日本大震災をきっかけに知り合った彼とのつきあいももう10年。
 
こんなに濃くお世話になるなんて思ってなかった。
 
知り合った頃、彼は私にとってただただ尊敬する人だった。
 
今も尊敬しているのは変わらないけど、今はそれとはちょっと違う。
 
信頼。とても強い信頼。
 
知り合った頃から、彼がやることならばすべて応援しようと決めていた。
 
今回も、超忙しい彼にあえて仕事を依頼した。
 
昔から分刻みで仕事していることを知っている人に仙台から島まで来てくれと。
 
 
私の人生の一部を彼に任せるために。
 
文句言いながらも来てくれた(笑)
 
きっと最高の仕事をしてくれるんだ。
 
今回は現調。
実際には5月の仕事。
 
5月、どうぞよろしく。
ファンキーベイビー工務店さん(笑)
 
満開の桜の下であらためて。


 
 
 
 
私はいつかキミに恩返しが出来るだろうか。
 
長いか短いかわからない人生で、
こんなにも信頼する人に出会えることは、
それだけで幸せだと思う。
 
もちろんそれは彼だけではないから、
そんな人たちに出会えた私の人生に感謝したい。
 
誰かに感謝して、自分にも感謝して、
この世界に感謝する。
 
愛だね。愛。