ごえんさんの話

オイラの家では、お経を読んでくださる住職を【お寺さん】や【ごえんさん】と呼びます。

オイラは昔からごえんさんの話を聞くのが大好きで、足がしびれるのは嫌だったけど、お話はちゃんと聞きたかった

今回、祖母の一周忌。
最後に一説いただくのですが、心に染み入るお話でございました。

「【ありがとう】の反対は、何でしょう？」

うーーん……何だろう？←オイラの心内

「【ありがとう】という言葉を、漢字で書くと分かり易いかと思います。【有難う】有ることが難しいと書きます。すなわち、【ありがとう】の反対は、【当たり前】ということになります」


そこにあることが当たり前、便利であることが当たり前、そういうなかで、「ありがとう」という感謝の気持ちを持っていくということ。

当たり前が当たり前でなくなる時……
当たり前にお世話をしてくれた祖母が居なくなるとなったあの時、オイラは「ありがとう」と言ったけれど、聞こえていたかな？

当たり前が目の前にある時、ちゃんと「ありがとう」って伝わってるかな？

いろんな思いがこみ上げてきて、胸が苦しくなりました

そして、「ありがとう」の重みが分かったからこそ、これからの「ありがとう」が、もっと意味のこもったものになるんだよね

感謝の気持ちを忘れずに。
伝えられる時にいっぱい伝えていかなきゃな


さて。
お腹いっぱいになったから、帰ったら運動頑張らないとなっ