ナビィのコトノハ

ロンドン最後の日

最後の晩はサミーがロンドン名物「フィッシュ&チップス」を作ってくれました。

サクッとしててお酢をかけて食べると最高に美味しかったです。

帰る2日前くらいにやっと瞬子が
「きて良かった」と言ってたのが印象的でした。
日本にいると自分が他の人と違うというのが息苦しかったみたいだけど
こっちはみんなが違う人種というか、人は違って当たり前
それに気付いて楽になったようで、はるばる遠くまで来た甲斐があったな。

帰りの空港ではチェックインカウンターに並んでても
割り込む日本人が多くて
「あぁ、日本人って恥ずかしい」と瞬子一人怒ってました。
ロンドンでは割り込む人は全くいなくて必ずキチンと並んでるもんね。
高速が渋滞しても皆車から降りて笑って隣の人としゃべってるし
のどかな田舎の国って感じでしたわ。

チェックインしてから時間があったので中で足りないお土産を
またハロッズで見てたら
イイ年した中年のおじさんが(日本人)日本語で
「カード使えるのかって聞いてるんだよっ、カード!
このクマもっとたくさんない?あるの?」と大声で偉そうにわめいていて
店員さんも日本語がわからないのか首を振っていました。
助けてあげようかなぁと思ったけど、なんだか横柄な態度だったので
同じ日本人として非常に恥ずかしく
見て見ぬふりしてしまいました。
せめて「エクスキューズミーくらい言ったらどう?」と
思ったんだけどね。
で、騒ぎが収まった後、私が買いものすると店員さんは
「ありがとうございました~これお忘れですよ」って
追いかけて来て、もらい忘れたレシートをくれて
「あれ?日本語話せるじゃん!」と笑ってしまいました。
もしかして相手を見て日本語話したり、話せないふりしてるのかも。。。


長くて短かったロンドン滞在17日間。
いっぱいもてなしてくれたサミーに感謝以上の感謝。
日本って良い国なんだけど、みんな疲れてるのかな。
ロンドンでは皆ゆったり、紳士的でした。
でも差別もされたけどね~
お店に入って通されるのは決まって奥のテーブルとか
外から見えにくい場所で、最初はなんで?って思ってたけど
サミーは「東洋人はいつもの事、仕方ない」と割り切ってました。
あんまりひどい席の時は変えてもらうらしいけど。
ただそうやって差別されてもサービスは全然問題なくて
日本のように不愉快な店員もまったくいなくて
皆笑顔でルンルンって感じでユーモア交えて冗談言ってくれて
楽しい気分で食事ができるので満足でした。

飛行機が離陸してから下に見えたテムズ河

地上からサミーが見上げてると思うと切なかったです。

日本が忙しすぎて忘れてる「人間らしく生きる」
基本中の基本だけど、小さな幸せを幸せと感じれる人生ってステキ
そんな空気をいっぱい胸に吸ってきた気がしました。
行く前は全く想像してなかったけど
イギリスが大好きになってしまいました。
またいつか必ず行きたいと思います~ギター持ってね♪
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