「毎日同じおかずだね」
中学の時、お弁当の時間に
あるクラスメートからそう言われて
びっくりした。
それまで
お弁当のおかずが毎日同じでも
全く気にしていなかったからだ。
当時きっと母は
忙しかったんだと思う。
電子レンジなど無かった時代だ
当然冷凍食品も無い
作り置きを翌日レンジで温めることもできない
簡単に作れる物は限られている
同じ物ばかりでも仕方のないことだ。
それを不満に思ったことなど無かった。
というより
そんなことまるで気にならなかったし
毎日美味しく食べていた。
それなのに
余計なことを言ってくれたものだ。
まさに余計なお世話。
あのクラスメートの一言を
半世紀たった今も忘れない。
当時は恥ずかしさと悲しさと言った相手への腹立たしさで気持ちはぐちゃぐちゃ。。。
月日は流れ今は茶色いおかずが一番美味しいって思う年頃になりました。
お弁当もそうですが、子供や子育て中の親が思い悩む事って、本当はそんなに悩む必要なんか無い事だったんだと後になると思いますね。