オールドローズのコーネリア。赤い蕾が可愛らしい。
ここのところNHKでターシャ・チューダーの番組を再放送している。
日本には特に彼女の熱烈なファンがたくさんいるらしい。
私もこれまで再放送されるたびに見てきたし番組を録画もしてある。
それなのに、やはりまた見てしまう。
不思議なことに、見るたびにこれまでとは別の事が気になる。
多分その時の自分の庭の状態が影響しているのだと思う。
今回気になったのはターシャの庭の雑草だ。
よく見ると結構いろいろな雑草が生い茂っている。
ターシャの庭は我が家の猫の額ほどの庭とは違って広大なので
手が行き届かず雑草が生えていて当然なのだが、
やはり何やらホッとする。
そうだよ、雑草が生えていて当たり前なんだよ、ターシャの庭だって雑草だらけだよ、取りきれないのが普通だよ。
そうやって草ボウボウの我が家の庭と自分の怠慢を正当化して安心するのだ。
草取りは本当に苦役だ。
それはこの作業に終わりがないからだと思う。
しかし、ターシャは言う。
「ガーデニングが大好きだけど、そのほとんどは草取りだって最近気づいたわ。」
おぉ~!
そうか、そうだったのか!
ガーデニングとは大半が草取りなんだ!
まさに目から鱗が落ちた。
草取りはガーデニングの楽しみには入らないと思うから辛かったのかもしれない。
かのターシャ・チューダーでさえガーデニングの大半は草を取ることだったと言うのだから、
私も覚悟を決めねばなるまい(笑)
それから、もう一つ、これはターシャの言葉ではないが、バラの剪定の番組で話していたこと。
「(枝を)切れる人のバラは沢山咲く。切れない人のバラは咲かない。」
私のようにもったいないとかかわいそうとか言って大胆な剪定ができない人間には衝撃だった。
「ちょっとやそっと切りすぎたくらいでバラは枯れたりしません」という言葉も力強い。
バラはひ弱な植物ではないんだな。
よし!今年の冬は思い切った剪定に挑もう。
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