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ファッション、趣味を中心に実際に購入したものまたこれは・・・と思うものを紹介していきます。

CHEMEX hand blow

2010-03-09 | GOODS
ワタシの一日は1杯のコーヒーから始まります。
毎朝、豆を手動のミルで挽き、ネルで入れる。たまに寝坊して飲まずに出かける時があるのですが、そんなときはきまって頭の回転が悪いような気がする。
だから使う道具もお気に入りを使いたい。
今まで使っていた三ノ輪三丁目ネルドリッパの持ち手の部分にひびが入ったので、代わりにこの「ケメックス」を購入。

このケメックスのコーヒーメーカーは、
~1940年ドイツ生まれのアメリカの科学者ピーターシュラムボーム博士によって考案されました。シュラムボーム博士はドイツ キールの富裕な家庭に生まれベルリンで物理化学の博士号を取得した化学者で、ケメックスの三角フラスコと漏斗を合体させたようなデザインは、以前から実験室に転がっているフラスコをコーヒーメーカーの代用として日常的に使用していたことにヒントを得て製作された、まさに実験室から生まれたコーヒーメーカーなのです。
ケメックスが考案されたのは第ニ次世界大戦の開戦中だったため、ガラス製品は軍の許可なしに生産できませんでした。その事を知ったシュラムボーム博士は、ラテン語の名文句「王は細部に拘らず、されど大統領は細部にも注意を払う」で始まる手紙を当時のアメリカ大統領ルーズベルトに送り、これに感動したルーズベルト大統領は、直ちに許可を与え生産を開始することができたという逸話もあります。
~ということです。

基本情報はほどほどに、直感的にデザインがかっこいい。シンプルで無駄がないのに、存在感があります。それ以上に、一番のお気に入りはハンドブロウというところ。このケメックスには2種類あってハンドブロウとマシンメイド。マシンメイドは製品が半分にくっつけたようなつなぎ部分があり一体感がないのに対し、このハンドブロウはガラスの切れ目がなく、美しい。そしてやわらかさがあります。
これは実際商品を見ないとわからないかもしれませんが、断然ハンドブロウの美しさは強烈です。
現在はニューヨーク近代美術館(MoMA)、フィラデルフィア美術館、スミソニアン博物館 で永久展示品となっています。


        
コイツ用のドリップペーパーも販売されていますが、ワタシはネルで淹れてサーバーとして使っています。ドリップペーパーで淹れたのですが、なんとなく紙の匂いがコーヒーに移っているように感じたのでそれ以来ネルのみです。
気持ちのいい道具を使い、お気に入りのカップで飲む。
そんないつも変わらない朝のリズムが大事なような気がします。
心配事も不安も朝一杯のコーヒーで吹っ飛ばしていきましょう。
楽しい朝の始まりです。




アメリカで生まれたCHEMEX(ケメックス) コーヒーメーカーケメックス CHEMEX コーヒーメーカー...



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