3minutes

3分間という時間は短いのか長いのか、十分な量なのか足りないのか。時間の概念はひとそれぞれだと思うが、この3分というのは人間にとって一つの時間の単位なのかもしれない。3分間スピーチ、3分間クッキング、3分間プレゼン、カップめんの3分間・・・。3分間という時間の制約が決められていることは結構多い。

何かをするには必ず時間はつきもの。期限が決まっているからスケジュールを立てて完成させるし、時間が決まっているからその中で最大限のパフォーマンスを行うよう準備する。
生きることも同じだと思う。死があるからこそ毎日を緊張しながら一瞬を大切に生きる。悔いの無いように生きることは難しいけれど、瞬間瞬間を感じながら自分がすべき行動をとることはできると思う。たとえそれが後で間違っていたと思えても、そのときはベストと思って行動したのだから。
人間に死という能力が無ければ、だらだらした日々を過ごす事になるだろう。死があるからこそ、毎日が貴重で緊張感がもてるのではないだろうか。
そんな自分の大事な時間軸を教えてくれるのが腕時計だとおもう。自分と一緒に色々な場面を共有し、その起こった事象を自分の中に時間のファイルに記録する。
腕時計はただ単に地球の回転における現在の時間を表すだけでなく、自分の人生を共にする相棒だと思う。



能動的三分間－東京事変

たかが3分間だけれど3分を与えられたならば積極的に時間に働きかけて、3分を自分のモノとして支配したい。