潮風の流れのなかを

昨日は午後から時間があったので、いつものように海へドライブ。
梅雨雲に覆われた空は淡い鉛色だけれど、それでも海岸線のドライブは気持ち良い。


　　　　　　　　　　　
ターコイズ色のリネンのニット、チノパン、コンバース、そしてSWATCH。
緩めの組み合わせが、砂浜のテトラに腰をかけるボクをリラックスさせれくれる。
梅雨時期って気候や服の選択を迷うけれど、リネンニットは風も通すし素材感もこの季節にちょうど良い。もう少し暑くなるとロングスリーブニットは着れなくなる気温になるから、今のうちに活躍してもらおう。


　　　　　　　　　　　
砂浜を歩いていると歩きづらい。足はとられるし、砂が靴へ入る。でも海、砂浜っていいよね。
ふと砂浜を歩くって、人生を歩むことと似てるなって思った。
毎日、思ったようにはいかなくて、物事も想定外の展開へ、ちょっとしたとこでつまづいたり・・・、でもなんか楽しい。やっぱ楽しい。生きてるっていいよ。
砂浜の歩いてきた足跡を見るとさっと歩いてくるとすぐに跡は消える。踏ん張りながらしっかり歩いていくと、ちゃんと歩いてきた跡は残る。
ボクの歩いてきた人生を振り返った時、足跡はちゃんと残っているのかななんてことを、潮風の流れのなかを飛んでいる鴎に聞いてみた。
もちろん答えは帰ってこなくて、自分で考えろみたいな眼でボクを見て、気持ち良さそうに遠くへ飛んでいった。