新しくオープンした本屋さんで、看護関係の本を見ていると、”看護の人間工学”というタイトルに引かれてぱらぱらと見ていると、看護の人間工学にナイチンゲールの看護覚え書きから引用されていることが紹介されていて思わず買い求めてしまいました。
F・ナイチンゲール看護理論は環境論として、ナイチンゲールの看護では、患者の生命力の消耗を最小にすることを目的として”環境を整えること”が看護そのものであり。環境を解して間接的に人間システムに働きかけることを意味するとしています
ナイチンゲールの環境に対する考え方は、人間を心身統一体としてとらえ人間が人間を育成し、同時に自分も創られていくという人間観をもっていて、ナイチンゲール看護論における環境とは人間の身体と心に影響を及ぼすすべての刺激が相互にからみあっているというとらえ方としているというわけです
そのナイチンゲール看護の環境に対する考え方が今日なお普遍であると記されているのです
ここではその中から、『ベッドと寝具類』を取り上げて、看護の人間工学への芽生えとなっているということです
思わぬところで、ひさしぶりにナイチンゲールに触れうれしくなった一日でした
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