始めて1時間くらいは、ライズは全くなかった。
このまま叩きあがれば、狭い川なのですぐボで終わってしまう。
帰りの時間を気にしつつも、ライズを待つ感じで、少し時間をかけて釣りあがった。
少し進むと。護岸のキワで小さなライズ発見。
すかさず必殺フライ投入!(実は、ゴギ意外は年間を通してほぼこのフライ^^;)
魚↑はゆっくりフライを吸い込んだ。
それからしばらくまた沈黙が続き、時間がないのでもうライズはあきらめ叩こうかと思った。
いかにもという岸際のえぐれのところで、ライズらしきものを発見。
まわりが開けているので、アプローチに神経を使う。
フォルスキャストなし、1発勝負。
慎重にキャスト、狙ったポイントにフライが入った。
よっしっ!魚はゆっくりフライをくわえた、今回は私の勝ち。
この時期にしてはグッドサイズ、そして綺麗。
尾びれが曲がって写っているので分かりにくいが、体長に対しヒレが大きい。
さすが水害を乗り切った魚、引きが強い。
でも、この後が良くない。
せっかくライズが始まったのに、3連続でグッドサイズを逃してしまった。
クソッ!(番長風)
少し時間をおいてもう一度攻めなおしたかった。
でも、時間の余裕がなく、すぐにでも帰らなければいけなかった。
フッ 今日はこれくらいで勘弁してやろう。
強いて挙げるならば、釣れるという自信を持って使うこと、キャスティングの基本をしっかりと、可能な限りロングリーダーを使うこと、でしょうか。
O師の、“リーダー・ティぺット長くした?”は、ここだという時に効きます。
ヤマメが偏食しているのを見て、サイズの近いフライで掛け、ストマックを確かめました。
それを本に、こんな感じだろうと作ったものです。
それから何年か、実釣を通して作り上げたフライです。
現物を見ると、“何これ?”と言いたくなるような普通のものです。
必殺フライが知りたいです^^