故郷の川で

上の画像は、Ｃ＆Ｒで有名な寒河江川。
一見開けた渓相で、藪とは無縁のようだ。
しかし、８月になると、特に上流部ではアブの猛攻に遭う。

高級車に乗り、いかにもという装備で身を固め、高級ロッド、リールを手にしたフライフィシャーが…
関東を始め、遠くは九州から(私じゃないですよ)この川にやってくる。
特にここ数年は、雑誌から抜け出したような、ブランド品で決めている？人が増えたような…
それについてとやかく言うつもりはない、所詮ただの遊びなのだから…
本人の好きなように遊べばよい。

私のような、市販のロッドが買えないから竹竿を自作している者には、何か敷居が高いような…
なんて言いながら、毎年ズカズカ流に入り込んで、ロッドを振り回してくるのだが…
ビシッと決めている人に限って、あまりロッドを振らないような…
ほとんど移動せずに、糸を垂らしている人が多いように思う。

この川に行くとよく声をかけられる。
『九州からですか？！』
何といっても、私の車は九州ナンバー！
九州からここまで釣りに来るなんて、相当なおバカと思われているに違いない。
確かにそうだが、ただ単に実家が隣の市にあるだけなのだ…

下の画像は、県庁脇を流れる、里川の代表みたいな馬見ヶ崎川。
肩肘張らずに、仕事の行き帰りでも、ちょこっと竿を出すことの出来る貴重な川だ。
このような川があることは、本当にうらやましい。
漁業権の設定がないにもかかわらず維持されているということは、地域の方の努力によるもので、県民の誇りだ。
こういう川こそ大切にすべきだろう。



下の画像の山の麓の川は、ここ数年行ってない。
昨年行こうとしたところ、全面通行止めであった。
今年は行けるのだろうか。
もし行けたとしても、一人では危険かもしれない。
道路が整備された分、気軽に行けてしまうが、実は相当山深い。
ゆえに、野犬や熊が…


ところで、帰省のためしばらく更新出来なくなる。
故郷の岩魚に会えるかなぁ？
もし会えたら、報告しよう。