スピゴットは、前からやろうとは思っていた。
折れたロッドの修理で竹を割ったり削ったりしたついでに、一気に逝ってみた。
問題は強度だが、繋いだ感じでは大丈夫そう。
ビルダーによっては、中にグラファイトや金属を入れて補強することもあるようだが、それをやるなら竹フェルールの意味がないような気がする。
使ってみてダメだったら、後付タイプの竹フェルールを取り付けるという逃げ道がある。
まだ途中までしか挿入できないが、繋ぐとこんな感じ。
予定では隙間なくきっちり入り、フェルール部分をテーピングして使用する。
見た目のみならずアクションもワンピース風。
ただ、私の今の技術では、ティップセクションのフェルールはこれまでの形になる。
ここがスマートにできれば、見た目もかなりイケてるロッドになるに違いないのだが…
修理したロッドは、新たにティップを作ったので、結局ブランク全部が新しいものになった。
来シーズン、軽く抜けの良いタイプと、いかにもバンブーという感じのトルク感あるタイプの2本を使い比べてみよう。
この他、メインロッドのスペアティップ(ゴギ釣りで何度も岩を叩いたのでいつ折れるか不安)その他ティップを作った。
次は、フェルールを作ったり、ガイドを取り付けたりの作業。
年内にあと2本は作っておこう。
ひとつは、メインロッドと同じ設定、もうひとつはどうしようか。
久しぶりに7フィート弱の#3いってみるか。
11月6日追加
ブランクの防水処理をする前に、フェルール部のラッピングと樹脂コートをやった。
ティップセクションのフェルールも同様、これで繋いで振っても大丈夫。
浸透性の高い防水塗料を使い、フェルール部は内側から塗るので、樹脂コート後でも大丈夫。
振ってみた感触は、ほぼ想定通り。
竹竿らしいトルクを失わず、持ち重りを感じないギリギリの設定。
ただ、個人的には軽くてヒュンヒュンの軽快なアクションが好みなので、近いうちにそういうティップを作る事になる。
ほっといて、乾燥するとやや弱いですよ!そいつは、ただの竹で、焼きも入ってませんでしたが(^-^;
確かに後付の竹フェルールでも、フェルールの防水対策が大切です。
ここをいいかげんにすると、一日の釣りが終わった頃には抜けなくなることがありました。