K.M. Rodsmiths

自分で作ってしまえ (バンブーロッド、ランディングネットetc.)、ネコ、

システムのバージョンアップ

2007年03月06日 | ロッドビルディング
ようやく、ビルディングの新しいシステムの試作品ができた。
画像のヘンテコな物が、プレーナーの試作品である。
これまで、カッターの刃を使っていたが、Land lock のVプレーナーの60度ホルダーを導入した。
同時に、フォームにも改良を加え、より細かなテーパー設定ができるようになった。
今のところまだ試運転段階だが、各部の設定等を煮詰めながら、ビルディングを開始する予定である。

限られた予算と、加工技術で所定の機能を得るため、相当、ない知恵を絞った。
私の思いつきで始めたバンブーロッドビルディングだが、Tom Morgan Rodsmithsのハンドミルが大いに参考になった。
残念ながら現物を実際に見たり触れたりしたことがないため、その構造等は、想像するしかなかった。
さらに、金属加工のための道具など持っていないため、アイディアは有っても、実現できないという事実に度々へこまされた。
しかし、色々考えて、自分の出来る範囲で、何とか必要な機能を実現することができた。
これだから物作りは面白くてやめられない。

次の段階として、システムを煮詰めながら、実際のビルディングを開始すること。
そして、トリマーを使ったミリングマシーンの作成に挑戦だ。
おっと、肝心の渓流釣りがもう解禁されたのを忘れてはいけない。
今年の夏はあまり期待できそうにないので、早いうちが勝負かな…?

2 コメント

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Unknown (釣楽人)
2007-03-07 11:07:29
お元気ですか?私個人の渓流解禁は4月ころかな?
>限られた予算と、加工技術で・・・
実はここの部分が趣味で楽しんでいる私達にとって
一番の悩みどころでもある反面、実に面白く楽しめ
る大切な部分だと思います。
私達の竹竿作りは、竿の完成が終着点ではなく、始
まりなのですから・・・
それにしても楽しみ方が半端じゃないですね・・・
益々釣行が楽しくなってきそうです。
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こんにちは (K.M. Rodsmiths)
2007-03-07 12:09:36
釣楽人様コメントありがとうございます。
>一番の悩みどころでもある反面、実に面白く楽しめ
る大切な部分だと思います。
色々考えながら、ホームセンターを回るのですが、それ自体が結構楽しかったりします。
フライ・フィッシング自体、匂いや味のある餌でなく擬餌を使うという制約があるからこそ楽しいのかもしれません。
網や何かで大量に魚を獲ったところで全然面白くないでしょうから。
だからこそ、苦心して作ったロッドやフライで魚を釣ったときの喜びは格別なのかもしれません。
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