ファーストフィッシュ

ここ数日の雨と雪によりちょっと増水。
それよりも、寒波により真冬に戻ったような寒さ、ガイドも凍り付く。
道路は真っ白、山から吹き降ろす風はひどく冷たい。

せっかく来たので年券を買って、川の様子をちょこっと見ることに。
でも、ひとたび川に下りると本気モードに…
新しく作ったロッドの試し釣りをしなければとフライを投げる。

この状況ではチャンスはおそらく一度か二度…
釣り始めてすぐいいサイズが出たが、悲しいかなシーズン始まったばかり、カンが戻らない。
早合わせで皮一枚しかかからずフライが外れる、クソッ（番長風）

それから寒さで全く反応がない中、黙々と釣り続け何とかヒット、するとまた雪が降りだした。
釣れた魚は成魚放流の可能性が高いが、田中さんに確認したところ成魚は入れていないとのこと。
それでも、この状況で新作のロッドとネットでの初仕事ができたので、これで良しとしなければ。

　　　　　　
あまりの寒さに我慢できなくなり、下の川に移ると先行者あり。
それでも何とかなるだろうと入ってみたが、有望なポイントはすべて沈黙。
でも、普段はあまり狙わないところからポツポツ小さいのが出た。

さて、バンブーフェルールのインプレッションは…
ループはヒュンヒュン飛ぶが、釣っていて何か物足りない感じ。
このアクションなら少なくとも７’６”くらいないといけないな。

シーズンオフに新しいテーパーをやると、素振りのときと渓流での実釣でのフィーリングに
大きな開きが出ることがある。
今回のプロト１号もその例だが、そろでも確実に次のステップのタタキ台にはなった。
次は、プロト２号の軽めのティップと、１号の新しいバージョンだ。

シーズンは始まったばかり、慌てる必要はない。
これからの釣果に期待しよう。

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