綴じ紐の劣化のため取り外していた胸を、取り付けた。
前回の竹胴に比べ、呆気ないくらい簡単だった。
理由は、元々の胸を再利用したので、綴じ穴の位置合わせの必要がないことである。
隣でネコが色々とお手伝いしてくれたが、サクサク作業出来た。
綴じ紐を木槌で叩いて密着させ、軽くカシューを塗って完成だ。
漆もカシューも植物由来の塗料で、似ている点もあるが、やはり違うと思う。
漆は、手間がかかるし扱いにくいが、硬く強い感じがする。
カシューの方は、粘りがある感じだが、水研ぎするには、夏でも4日は必要だ。
また、試したことはないが、それぞれ相性が良くないらしい。
つまり、カシューの上に漆は乗らないらしく、その逆もまた…
近いうち、前に作った延べ竿で、試そうと思っている。
延べ竿はガイドがないので、塗るも剥がすもやりやすい。
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