9月に入り、 草で足を取られでんぐり返り、運悪くロッドも巻き込まれてしまった。
小指と薬指を捻っただけでケガはたいしたことはなかったが、バット部分がくの字に、竹の繊維がささくれる感じで逝った。
バンブーはグラファイトと異なり、ポッキリ折れることはあまりない。
竹フェルールは、テープで一回巻いて補強して使うと、フェルール周りのトラブルを予防することができる。
そのテープを剥がし折れたところに巻いて補強し、その日はそのまま釣りを続けることができた。
シーズン末期、他のロッドはメンテのため、フェルールのラッピングを解いたりとロッドの在庫があまりなかった!
仕方ないので、スレッドを巻いて瞬間接着剤で固めた。
少し曲がりは残ったが、ラインを通し振ってみたところ何の問題もない。
そこで、この状態で何度か実釣テストをしたが、アクションが若干優しくなったくらい。
実はこのロッド、ブランクを作ったときイマイチの感触だったため、すぐバラせるようにグリップは接着していない。
リールシートも釜茹でにすれば取り外せるが、自作なので無理に剥がして再利用したいとは思わない。
しかし、コルクグリップは良質のものがなかなか入手できないので、可能なら再利用したいと思ったのだ。
そんな思惑が、ここに来て現実のものとなるとは…
このロッドは2ティップで作ったので、このままお蔵入りするにはもったいない。
アクションに納得できないところがあるので、折れたバットと気に入らないミッドを作り直しだ。
シーズンオフはこのロッドのリメイクからスタートしよう。
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