竹竿のことばかり書いているので、カーボンロッドは使わないと思われるかもしれない。
確かにほとんどの場合竹竿を手にしてしまうのだが、ダム湖などで遠いライズを狙ったりするにはやはりカーボンにはかなわない。
かつて、#5で下手なカーボンよりもぶっ飛ぶ竹竿を持っていた。
飛距離は十分だが、重くてとても一日中振り回せるような代物ではなかった。
軽くて、最小限の動きでラインを飛ばすことが出るところなどはカーボンにかなわないだろう。
優れたロッドはそれなりの値段がする。
また、好みのアクションを特注で作ってもらうなんていくらかかるのか想像すらできない。
そこで、竹を割ってシコシコ削っているのである。
今回は、あるカーボンロッドについて書いてみたい。
それは、国産某メーカーの、8’6”#5,3P、ごく普通のロッドだ。
いくらで購入したかは内緒だが、当時の定価は5万円弱くらいであったと記憶している。
すぐ、手元にあったDT#5をセットし振ってみた。
全然しっくりこない。
ラインは普通に手入れしてあり、状態が悪いわけではない。
試しに、例の#5竹のぶっ飛びロッドに同じラインをセットすると普通に飛んで行く。
下手な買い物をしてしまったと思い、少々へこんだ。
後日、別のライン(WF#5,)をセットして振ってみたところ、見違えたように飛ぶ。
DTにすると途端に切れがなくなり、ラインを伸ばしていくと腰くだけ‥‥
このロッドは、WF#5で設計されているんだ。
#4,6でもなくDTでもない。WF#5のみ適合する。
条件さえ適合すれば、自然にラインが出て行く。
強すぎず弱すぎずまさにピッタリ。
1年ほどして、グリップが汚れたので、好みのフルウェルに交換しようと、コルクを剥し、シンナーでブランクを拭いたら、バーニッシュがロゴごと全部とれてしまった。
カーボンはエポキシを使うことが多いが、このメーカーは、ウレタンであった。
ウレタンを剥し、エポキシをうすーく塗って見た。
そうすると、バットセクションの動きがさらに良くなった。
へたれの私でも、ラインが乗っていることが良くわかるようになった。
ジャスト#5というこのロッドの性格がより強調されたようだ。
ロッド全体が曲がってラインを飛ばしてくれる。
力めばかえってバランスを崩すだけ。
ロッド任せで軽く腕を前後させて、タイミングよくホールしシュートすれば勝手にフルラインが飛ぶ。
なんかすごく上手になったように錯覚する。
見ている人も、そう勘違いする。
低中番手ロッドはいかにバット部に仕事をさせるかが肝かもしれない。
でも、決して出しゃばってはいけない。そうなったらベナベナになってしまう。
(このロッドの画像は後日アップします。)
確かにほとんどの場合竹竿を手にしてしまうのだが、ダム湖などで遠いライズを狙ったりするにはやはりカーボンにはかなわない。
かつて、#5で下手なカーボンよりもぶっ飛ぶ竹竿を持っていた。
飛距離は十分だが、重くてとても一日中振り回せるような代物ではなかった。
軽くて、最小限の動きでラインを飛ばすことが出るところなどはカーボンにかなわないだろう。
優れたロッドはそれなりの値段がする。
また、好みのアクションを特注で作ってもらうなんていくらかかるのか想像すらできない。
そこで、竹を割ってシコシコ削っているのである。
今回は、あるカーボンロッドについて書いてみたい。
それは、国産某メーカーの、8’6”#5,3P、ごく普通のロッドだ。
いくらで購入したかは内緒だが、当時の定価は5万円弱くらいであったと記憶している。
すぐ、手元にあったDT#5をセットし振ってみた。
全然しっくりこない。
ラインは普通に手入れしてあり、状態が悪いわけではない。
試しに、例の#5竹のぶっ飛びロッドに同じラインをセットすると普通に飛んで行く。
下手な買い物をしてしまったと思い、少々へこんだ。
後日、別のライン(WF#5,)をセットして振ってみたところ、見違えたように飛ぶ。
DTにすると途端に切れがなくなり、ラインを伸ばしていくと腰くだけ‥‥
このロッドは、WF#5で設計されているんだ。
#4,6でもなくDTでもない。WF#5のみ適合する。
条件さえ適合すれば、自然にラインが出て行く。
強すぎず弱すぎずまさにピッタリ。
1年ほどして、グリップが汚れたので、好みのフルウェルに交換しようと、コルクを剥し、シンナーでブランクを拭いたら、バーニッシュがロゴごと全部とれてしまった。
カーボンはエポキシを使うことが多いが、このメーカーは、ウレタンであった。
ウレタンを剥し、エポキシをうすーく塗って見た。
そうすると、バットセクションの動きがさらに良くなった。
へたれの私でも、ラインが乗っていることが良くわかるようになった。
ジャスト#5というこのロッドの性格がより強調されたようだ。
ロッド全体が曲がってラインを飛ばしてくれる。
力めばかえってバランスを崩すだけ。
ロッド任せで軽く腕を前後させて、タイミングよくホールしシュートすれば勝手にフルラインが飛ぶ。
なんかすごく上手になったように錯覚する。
見ている人も、そう勘違いする。
低中番手ロッドはいかにバット部に仕事をさせるかが肝かもしれない。
でも、決して出しゃばってはいけない。そうなったらベナベナになってしまう。
(このロッドの画像は後日アップします。)
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