K.M. Rodsmiths

自分で作ってしまえ (バンブーロッド、ランディングネットetc.)、ネコ、

新旧ハーディ

2006年11月07日 | フライ タックル
ソルト、サーモン、スティールヘッドの釣りは経験がないし、今後もその予定はない。
そのため、フライ・リールはただの糸巻きだから何でも良いとずっと思ってきた。
今もその考え方に基本的に変わりはない。

しかし、数年前とあるプロショップで見た、古びたリールにはっとさせられた。
それは、ハーディ・ライトウェイトシリーズのフェザーウェイトであったと思う。
アウターリムには、これまでの数十年間の歴史が刻まれ、塗装も剥がれていた。
悪く言えば、傷だらけの中古リールなのに、なぜか使い込まれた道具だけが持つ独特な雰囲気がそれにはあった。
それは、私にとってある種のオーラだったのかもしれない。

使いこむほどに、オーナーのアングラーとしての歴史が刻まれていく‥‥
ただの糸巻きでも、このような味のある物もあったんだ‥‥
いつの間にか手元には、新旧二つのハーディが‥‥
デザイン、機能供によくできた糸巻きである。
なんといっても、名前通りに軽いところがいい。
バンブーにはカウンターバランスのため重めのリールが合うなんて言うが、一日中振るには軽い方が良い。
お気に入りの自作バンブーにセットしてどこへでも連れて行こう。

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