2018年6月

 濁りは取れているが、水量が多く流れも速く釣りにくい。
それでも、渇水よりはまだマシかもしれない。
いつもと同じ区間を釣って、出た魚の数は普段の半分に満たない。

こう流れが強いと、放流されたばかりの稚魚などは、流されないようにするので精一杯かも。
釣り人も、うかつに入ると、流されかねない。
こんな状況では、ウェーディングスタッフが本当に欲しいところだ。

 増水用に特別に備えた訳ではないが、ちょっと工夫をして巻いている。
ポコッと浮いた方が、反応は格段に良かった。
流れが速くても、水面をフラフラ流れるフライに堪らずライズしてしまうのだろう。
 

 アマゴとヤマメ、いずれも奇麗な魚体でロッドがグンと撓り、手ごたえ十分だった。 
午後からは雲が切れて、気温がかなり上昇した。
釣りを終え帰り支度しながら見上げたら、空はもう夏。

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