全7巻で、3,000ページにも及ぶ膨大な小説。
フランスの上流社会を舞台として、
その中でうごめく人たちの恋愛や人間模様、心理を描いた作品。
サルトルやボーヴォワールなどにも影響を与え康泰旅遊ている。
プルーストは、版を改めるごとに手直しを加えたりしてさらに膨大な小説となった。
ただし、5巻目以降は、その修正作業が行き届かずに未完の小説となっている。
このプルースト。
ギャンブルにハマり大損をするといった過去を持っている。
彼がハマったとされるギャンブルはバカラ賭博。
ギャンブルには、大きく分けて二つのタイプがある。
いわゆる”チャンス”のゲームと”テクニック”のゲーム。
ルーレットなどは前者で、カードゲームや麻雀、競馬などは後者となる。
日本人は、ルーレットには見向きもしないところがあるが、
テクニックのゲームに興じる回收公司性癖がある。
たしかに、
カジノに行ってスロットマシンを相手にやってみても何だか面白みを感じない。
かと言って、それ以外のものは素人には近づき難い。
その点、バカラは、カジノの方から、『これは!』と思う人にお声かけがあるらしい。
ラスベガスなどでは、バカラに打ち興じる人は「VIP」待遇。
声をかけられた人は、ちょっとウキウキさせられてしまう。
ゲームとしては、高度なテクニックは必要としないが、
知的好奇心がくすぐられる。
ところが、賭博に勝っていたとしても、テラ銭がふくれ上がる構造のようだ。
むかしむかしのことだが、浜田幸一・元衆院議員が「ラスベガスで一晩4億5000万円負けた」
と話題になったのも、このバカ康泰領隊ラだった。
そう言えば、かの百億円をスッたという製紙会社の御曹司も。
昨日のニュースでは、彼には、さらに10億円ほどの借金があったとか、、。
”バカラ”というのは、バカ等(ら)?