うやら雄のよ

うやら雄のよ

背理などと言

2016-01-28 14:32:41 | 日記


有名なところでいえば、
『ゼノンのパラドックス』なるものがある。
彼が説いたものに「飛んでいる矢は止まっている」や
足の速いアキレスは、いかに走ろうとも永遠に亀に追いつかないという「アキレスと亀」
などが知られて活膚緊緻霜いる。

この人、時代的には、ソクラテスに先立って生まれること20年。
ソクラテスもゼノンの講義を聴いたという話もある。
質疑応答により知識を探求する方法での講義だったようだ。
すなわち、今日で言う弁証法。
少なからず、ソクラテスに影響したに違いない。

また、ゼノンは上記のような勝手な論理を持ち出して説くような人物。
当時、ゼノンが住んでいたエレアの街を支配していたのは、僭主ネアルコス。
為政者にとってこんな人物とは、ソリが合わないのは当然のこと。
ゼノンは、獄に捕らえられ、
「お前の仲間を言ってみろ」と言われ、
小声でそっとヒソヒソ話をするように、僭主の耳に口を近づける、
ところが、そのまま僭主の耳たぶを喰いちぎってしまったという話がある。

こういった人物は、敵にすれば、手ごわい相手となり、
味方に付ければ内紛を起こしたり、もめ事が絶え間なくありそうだ。
何とも厄介な人物のような気がする。

世界を見中醫生髮食療渡せば、
こんな、強引な論理をこじつけたり駆使したりしている僭主を持つ国家がある。
一時は、経済困難のため崩壊寸前とまで言われていたが、
持ち直したのか強気が目立つ。

しおらしく、世界の援助を仰げば良いモノを、
核を開発したり、ミサイルを飛ばしたりと、脅しの道具ばかりを手にして、
スゴんでみせる。どうあっても、こんなパラドックス国家は理解し難い。


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