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宮城県白石市で学習塾、習字教室を開いております。思いついた事をメモ書き程度につぶやいて、後に反省し、修正したりしてます。

風信帖(空海) その2

2016年04月17日 | 書道
大筆で書いても、日常のペン字に活かせないって、思ったりしてます。


ただ、大筆で書くメリットとは、

「細かい所まで見て、のびやかに書く事ができる」という事ではないかと思います。


私自身、今回の臨書をペン字に活かすなら、

てへん、あめかんむり、などを参考に、日常のペン字の際に、思い出して書いてみます。

こうやって少しずつ応用練習していくと、楷書でしか書けなかったペン字が

少しずつ行書でも書けるようになっていきます。


むきになって、最初に草書など難しい古典(特に狂草)を学んでも、いきなりペン字に活かすことは難しです。

訳が分らないのを、ためになるからと勘違いして学んでも、自分の肥やしにはなりません。


まずは基本的すぎるかもしれないですが、空海風信帖で

ほんの少しの変化を見つけて、日常でも実践していこうと思います。

これが自然に書く「自分の書」の一歩ではないかと思います。