夏がだんだん近づいてきましたね
全国的に梅雨真っ只中のようですが、ここ青森は梅雨とは無縁のような晴天が続いています♪
(今日は、久しぶりに雨が降ってきましたが・・・)
さて、今回はそんな青森の奥座敷「浅虫温泉」から、ちょっと立ち寄ってみてほしい場所を紹介します。
876(貞観18)年、慈覚大師(円仁)によって発見された温泉が起源だという浅虫温泉。
当初は、布を織る麻を蒸すためだけに使われていたのだとか。
その後、1190(建久元)年にこの地を訪れた円光大師(法然)が、傷ついた鹿が湯浴みする姿を見かけたことをきっかけに村人に入浴をすすめたそうで・・・
それ以来、温泉として人々にも利用されるようになったそうな
ちなみに“浅虫”という温泉名は、麻を蒸すことに由来した“麻蒸”という名前が転じてそうなったといわれています。
そんな浅虫温泉街の中に、金魚ねぶた作りなどの体験ができる工房と観光案内所を兼ねた『麻蒸工房ぷらっと』はあります。
入口には、“ご自由にどうぞ”の文字が目を引くラックに、大小さまざまな折り紙金魚ねぶたたちが掛かっていました。
こちらの折り紙金魚ねぶたは工房スタッフさんたちの手作りで、青森デスティネーションキャンペーン期間中に無料で配布しているのですよ\(^o^)/
大きさだけでなく、色も表情もいろいろ♪
お気に入りの折り紙金魚ねぶたをゲットしてみてくださいね(^^)d
おっと!簀に貼られているのは、夕焼けの湯の島をバックに佇む吉永小百合さんの「大人の休日倶楽部」のポスターじゃないですか!!
もちろん、吉永さんご本人が浅虫へいらして撮影が行われたんですよ~
そんな工房内では、手作りの民芸品や金魚ねぶたなども販売されています。
奥にはミニねぶたが飾られているのですが、これは地元の中学生たちが作ったものだそうです
夏になると、これよりもちょっと大きいくらいのねぶたが浅虫温泉街を練り歩く「浅虫温泉ねぶた祭り」が開かれます。
浅虫温泉周辺の道路は細く入り組んでいるので、これくらいのサイズでもギリギリ通れるかという場所もあるようで・・・
さらに2時間30分ほどかけて地域をくまなく周るそうなので、小さいねぶたでも結構体力を使いそうですよね
ちなみに、浅虫温泉は“ねぶた発祥の地”ともいわれていて、祭りの時には3台のねぶたのほかに化人(ばけと)と呼ばれる仮装した踊り手が参加する日もあります
観光客の方も跳人(はねと)として参加できるので、旅の思い出に一緒にはねてみるのもアリですよね
宿によってはねぶた衣装の無料貸出しも行っているところもあるので、ねぶた祭り期間中(※)に宿泊された際は、お気軽に問い合わせてみてくださいね。
※2011年の「浅虫温泉ねぶた祭り」開催日は、7月16(土)・17日(日)と8月14日(日)です。
今年の夏は、冷房を使わなくても比較的快適に過ごせる青森へ!
Eco summer
§麻蒸工房 ぷらっと§
■住所 青森県青森市浅虫字蛍谷64
■TEL 017-752-1104
■営業時間 8:00~18:00
■最寄駅 浅虫温泉駅(青い森鉄道)/ 駅から徒歩約3分
■浅虫温泉HP http://www.asamushi.com/
by ヴァ♪