近頃、眉毛も書かず出社するのがマイブーム
歳とともにずうずうしくなる、麻呂顔UJです
化粧より 時間優先 出社前 マスクとメガネが三種の神器(神器足らず)
さて本題です。
みなさま “観光ボランティアガイドさん” にお世話になったこと、ありますか?
訪れた場所で、その土地の観光箇所などについて案内をしてくれる方々です。
土地勘の無い旅行先や訪ねたことのない観光施設で知らなかった歴史や由来を知る、
そんな時にとても頼りになる存在の方々が観光ボランティアガイドさん。
ワタクシもお仕事ではよくお世話になっております
三内丸山応援隊さん(1、2)、根城ボランティアガイドさん(1)ほか、
たくさんのボランティアガイドさんに、県内を色々案内してもらいました。
実はワタクシ、このお仕事をして初めてガイドさんと接する機会を持ちました。
正直あまり詳しい活動内容も知らず・・・。
※相変わらず勉強不足でお恥ずかしい
何度かボランティアガイドさんと接してみて感じたのは、
とにかく 元気!笑顔!若いっ!(笑)
そして何より凄いなと思うのは、
自分の所属している地域の様々な観光情報を良~く知ってらっしゃること。
その場所の由来・歴史などなど、ホント知識が豊富なんです。
ワタクシなんて、ガイドしてもらうたび教えてもらうことばかりで
自分が生まれ生活している地元・青森県であっても知らないこと山ほどあります。
そういったことを色々と教えてくれるわけなんです。
先日、七戸町で行われた “第13回 青森県観光ボランティアガイド県大会”
というものにお邪魔してきました。
県内にある各団体所属の観光ボランティアガイドさんたちが集まって毎年一度開かれる大会。
いったいどんなことをしてるんでしょ?
それを知るため、そしてみなさんにも知って頂きたいため、もちろんワタクシも今後の勉強のため!
参加してみました。
ではでは、県大会にれっつらごー
雲一つ無い晴天で気温も高く、と~っても気持ち良い秋晴れの七戸町です。
※すんません、もう雪降る季節だというのに
会場はこちら、七戸町役場隣にある “柏葉館”
大会開会式前、既にたくさんのガイドさんたちが集まってます。
県内各所から20のボランティアガイド団体、ほか一般の方とスタッフ合わせて、
120名の参加人数となりました。
各団体のジャンパーも様々。
後ろから見ていると色んな場所からいらっしゃってるんだなっていうのが分かりますよね。
青森県といえど、端から端は意外と遠いんですよねぇ。
八戸市、むつ市、青森市、弘前市、五所川原市、etc・・・。
世界自然遺産・白神山地が広がる西目屋村から参加している団体もあるんです。と、遠い
ホント、ご苦労サマです。
さて。
県大会の開会式は13時30分なので、先に午前中行われたガイド研修の模様を紹介★
開催地である七戸町の “七戸町文化ガイドの会” メンバー先導により七戸町散策です。
普段は観光客の方々にガイドしているみなさん、
この研修では逆に、自分たちがガイドしてもらう側、となるんですね。
寺社・史跡などを巡るAコースに参加しました。
では、歴史ある町・七戸をお勉強です。
10時会場前をスタート
太陽の日差しが暑いくらいの秋晴れ、ほんと~にイイお天気です。
スタートしてすぐ、まずは “七戸町役場庁舎”。
ここでガイドさんの一言。
「とにかく、七戸町のことで聞きたいことあれば何でも私に聞いてください」
さすが
日頃ガイドというお仕事をしているからこその自信の表れ、頼りになります。
次に向かったのがこちら、満開時の見事なつつじが有名な “天王神社”
鳥居手前でガイドさんから説明を聞きます。その後、長~い階段を登ると
本堂に着きました~小さめだけど美しい姿したお堂でしょう?
しかし情けないがかっかっ階段がしんどい
ワタクシがヒーヒーゼーゼーへたばっているのに、のにのに・・・・。
みなさま、ずぇ~んぜんお元気っ 天王神社の説明聞いてます。メモってます。
しかも説明しているガイドさんも全く息が上がってな~い! すっげ。
高台に本堂を構える天王神社からは七戸の町を見下ろすことができます。
ここは、つつじが満開の頃になると本当に素晴らしい景観となるんです。
毎年開催される天王つつじまつり(5月中旬~下旬頃)の折には、
この上から下までずら~っと見事なつつじが咲き、一面燃えるような紅に。圧倒されちまいます
七戸町にいらした時には、ぜひ一度ご覧あれ。
次はここ、天王神社からすぐ “七戸城東門”2008年(平成20年)に復元されたものです。
七戸城は南北朝時代、北畠頼家の家臣である工藤右近将監が居館を構えたのが始まり。
のちに八戸(南部)師行の弟・政長が入城、根城とともに八戸氏の持ち城となりました。
反対側から来た町巡りコース参加のチームとすれ違います。
「おつかれさまです」の声とともに笑顔ですれ違い
東門の先は開けた散策コース、落ち葉を踏みしめながら景色を眺めて歩きます。
城の東門を抜けた高台に広がる中世の城跡 “柏葉公園”
現在は本丸跡が七戸神明宮境内として、二の丸跡が公園となっているそうです。
江戸時代には七戸代官所でもあったそうですよ。
ガイドさんの説明でみなさん真剣に何かを見上げていますが・・・。それはコレ
公園内に立つ2本の巨木、左が樹齢約300年の杉、右が樹齢約500年のもみの木。
実際に見上げると、写真で見るよりもっともっと迫力のある巨木なんです。
柏葉公園南口を抜けた隣の北館跡では、配置模型を使ってガイドさんが説明。
こうやって改めて知ると、七戸城ってとても広~いお城だったんですねぇ。
そして坂を下った先に広がるのが “七戸城跡・西館”
更に坂を下った先には “七戸城跡・宝泉館” 城の全体地形を表す模型があります。
しかし・・・本当にガイドさんって良く知ってらっしゃる 聞くと何でも返ってくるもんねぇ。
それだけ常日頃、七戸町のことや青森県のことについて勉強してるということなんですね。
すんばらすぃっ!
さぁさぁ、まだまだ歩きますよ
のどかな風景でしょ? 空は青く気温は暖か、そしてみなさんは元気っ
宇道橋を渡って辿り着いたのは “瑞龍寺”
イチョウの黄色と色褪せた山門とのコントラストがとってもステキです。
三戸郡名川町にある法光寺の末寺で創建は永禄元年(1558年)と言われています。
山門は120年前、三戸町の棟梁・立花善一郎が手掛けた木造二層の楼門建築。
大きいわけでもなく豪華な装飾も無いが、どことなく惹かれる魅力的な山門です。
敷地内に立つイチョウの木も立派で思わず引き込まれました。
瑞龍寺は個人的にとても好きなお寺の一つです。
参道途中にはこんな光景が(笑)
この時期の風物詩、ですかね。のどかでのんびりした気持ちになりますね★
さて最後はココ
瑞龍寺から歩いて数分、隣接する高台にある七戸南部氏墓地 “南部家御霊屋”。
現在は4つの墓碑が並んでいます。
七戸隼人正直時公/七戸城主・瑞龍寺中興開基
七戸彦六郎秀信君/寛文3年(1663年)盛岡城主になる直前で死去、享年29
南部信民公/七戸城へ赴任する前に戊辰戦争突入:明治33年(1900年)没
南部瑳久子/信民公室:明治38年(1905年)没
御霊に手を合わせ・・・。
GOAL~ 無事戻ってきました。しかし暑かった~、そして久々に歩いた~(笑)
でも、やっぱりみなさん全然元気っ! 先輩方恐るべし
では13:30 いよいよ “青森県観光ボランティアガイド” 開会式です。
主催者挨拶が終わり、小又七戸町長の来賓挨拶が続きます。
みなさんメモを取ったり写真に納めたり・・・真剣です。
続いて3つのボランティアガイド団体が、日頃のガイド活動についてスライドで報告。
自分たち以外のガイドさんたちが、どんなおもてなしをしているのか、
みなさんじっくり聞き入っていたようでした。
スライド報告のち講演してくれたのが、西目屋村観光ガイド会 会長の工藤さん(右写真)
実はワタクシ、少し前に工藤さんにガイドして頂いて西目屋村の暗門の滝まで行きました。
※その時の様子がこちらのヴァ♪ブログ(1,2)
トレッキング慣れしていない私でも心配無く不安も無く、楽しく往復することが出来ました。
それは工藤さんのガイドがあったからこそ。
工藤さんは白神マタギ舎というところに所属している、言うなれば白神山地ガイドのスペシャリスト。
単に個人で歩くだけでは知り得なかった白神山地についての歴史、山についての色んな知識、
数時間内に色々と教えて頂きました。
おかげで全く歩くことが苦にならず暗門の滝までの往復を達成できたわけです
そんな工藤さん、白神山地の西目屋村からいらっしゃってくれました。とっ遠い
さて最後は・・・。
講師に(株)ノースビレッジウエルネスラボの藤代典子代表をお迎えしての特別講演。
※(株)ノースビレッジウエルネスラボについてはHPでどうぞ
「青森の生涯ファンをつくろう!」をテーマに約1時間半の講演をしてくださいました。
藤代さんは徳島県出身、なのに青森を気に入ってしまい結果的には何とっ
青森に移り住んでしまったというパワフルな女性。
外見はとても可愛らしくステキな方でしたよ(写りがあまり良くなくてスイマセン)。
あとこちら・・・
当日配られた資料一式と、頂いた “桜弁当”
七戸町といえば馬肉が特産品なんです、なのでこのお弁当も馬肉。
しかもコレ、と~~~~~っても美味しかったんです!
青森県産の馬肉とお米、真ん中にのっているのは臭いを抑えたマイルドにんにく、
長芋の煮物にみそ南蛮、赤かぶの酢漬け。どれも七戸町自慢の特産品です。
このどれもが、と~~~~~っても美味しかったんです!
お世辞じゃありません(笑)。味噌味で馬肉にはクセが無く食べやすい。
桜弁当(1000円)
お問い合わせは・・・道の駅しちのへ(お食事処 絵馬)
青森県上北郡七戸町字荒熊内67の94/電話:0176-62-5777
七戸町を訪れた際には、ぜひ一度ご賞味くださいませ。
ということで約6時間30分という長時間、
“第13回 青森県観光ボランティアガイド県大会”
無事終了しました~
(そしてこちらも。長文面のご拝読ありがとうございま~す)
色々なガイドさんと話せる機会もあり、今回ワタクシも大変勉強になりました。
あるガイドさんが言ってました。
「みんな、この仕事は好きだはんで出来てるんだねぇ。好きでねば楽しぐやられないべ?
それにやっぱり自分たちが楽しぐねば、お客さんも楽しぐねぇべ?」。
お仕事を退職された後ボランティアでガイドというお仕事をしている方が多く、
正直、みなさん決してお歳がお若いわけではないのです。
でも明るく元気! 常に笑顔!
それはやっぱり好きでやっているから、自信を持って活動しているからなんですねぇ。
しかも本当に良く勉強してらっしゃるんですみなさん。
頭が下がります
各団体がそれぞれ事情や課題を抱えながら地域のために活動していますが、
“おもてなしの心で、みなさんをご案内する” その思いは、どのガイド団体も同じ。
そんな “おもてなしの笑顔” に出会いに来てください。
津軽弁・南部弁・下北弁で、みなさんをお迎えいたします(笑)。
観光ボランティアガイドについてはこちら
◆青森県観光ボランティアガイド連絡協議会◆
所在地/青森市安方1-1-40 青森県観光物産館アスパム8階 (社)青森県観光連盟内
電話/017-722-5080
★ご参考にこちらもどうぞ 七戸町
最新の画像[もっと見る]
- おしゃべりハウスの塩麹焼き鳥ラーメン 13年前
- おしゃべりハウスの塩麹焼き鳥ラーメン 13年前
- おしゃべりハウスの塩麹焼き鳥ラーメン 13年前
- おしゃべりハウスの塩麹焼き鳥ラーメン 13年前
- おしゃべりハウスの塩麹焼き鳥ラーメン 13年前
- おしゃべりハウスの塩麹焼き鳥ラーメン 13年前
- モビルスーツ御用達ヘアーサロン 13年前
- モビルスーツ御用達ヘアーサロン 13年前
- モビルスーツ御用達ヘアーサロン 13年前
- モビルスーツ御用達ヘアーサロン 13年前
今回も、ほんと素敵なレポートありがとございます
そして桜弁当を、お世辞ぬきでおほめ頂いて超ーーーー嬉しいっす!
じつは桜弁当の開発にゆきんこも一枚絡んで?かんで?ますフフフ
また七戸にきてくださいね
そうなんですぅ~七戸町にお邪魔しておりましたっ!七戸町民のゆきんこsanにそんな風に喜んで頂けると私もとっても嬉しいデス
今回私自身とっても勉強になりました~ ガイドさんたちはみなさんとても一生懸命で、何より知識が豊富!そして元気!
ゆきんこsanの言う通り、好きなことを仕事に出来るってホント素晴らしいと思います
それは自信を持って案内しているガイドさんたちを見ていれば分かる気がしますネ
桜弁当は、本当にお世辞抜きです(笑)と~っても美味しかったし大満足でした~
もっともっとみなさんに知ってもらいたい“七戸町の自慢の一品”ですねっ