昨年の夏に逢って以来、約半年ぶりとなる今回の訪問でも変わらず元気な姿を見せてくれて、とりあえずホッとしました
「はてさて、一体何のこった?」と思った方、昨年の夏の様子はこちらからどうぞ ⇒⇒⇒ 馬と戯れよう♪
さて、今回私が逢ってきた【寒立馬(かんだちめ)】ですが、この子たちに逢える場所が冬とそれ以外の季節とでは違って、この時期は『アタカ』という越冬放牧地にいるんですね。
アタカは、小屋のような風雪をしのぐ場所もない雪原。
全身に雪をかぶりながらも、この場所でただひたすら寒さに耐える寒立馬の姿を見ていると、涙が出そうになります・・・
そんな、どこまでも忍耐強い寒立馬ですが・・・
この日は、時折お日様が照るようないい天気だったので、どこかのんびりしているように見えました
そういえば、先月訪れた「十和田市馬事公苑」で教えてもらったのですが、寒立馬の祖先は南部馬なのだそうです
確かに、南部馬の特徴である小柄な体で粗食に耐え持久力があるというポイントは、寒立馬にも当てはまる部分がありますよね。
※細かく言うと、“田名部馬”とか“ブルトン種”とかいう言葉がでてきますが、今回はこの辺で・・・
おっ!足で必死に雪をどかして草を食べる子の後ろに、目をつむって寝ている子が見えますね
気温は低いのですが、穏やかな天候なので安心して眠っているようです
まだどこかにあどけなさが残るこの子は、昨年の夏は大人の馬に混ざって牧草を食べている小さな仔馬だったのですが、随分大きく逞しくなりました
食べていたかと思ったら、いつの間にか眠っていました・・・
写真を撮られたことに気づいたのか、それともお腹が空いたのか・・・私の方へ近づいてきました 怒らせたかな・・・(焦
少し緊張して構えていると、ペロペロもぐもぐしながら甘えてきたので、たまらずなでなでしてしまいました
そのついでに、ひとつお願いしてみました・・・m(_ _)m
「いくべぇと一緒に、記念撮影してもらえませんか?」と。
すると、快く引き受けてくれました
「いくべぇ、バッチリだよ~」と一枚目は良かったのですが、二枚目のシャッターを切ろうとしたらずっこけました
「もう眠たいよ・・・」と言ってるようだったので、「ありがとう!」を言って私も一緒に
いやな顔一つせず付き合ってくれて本当にありがとう
次に逢うときは、もっと大人になっているのかなぁ・・・
冬はもうすぐ終わります・・・
また次に逢えるのを楽しみにしているよ
寒立馬
■逢える場所 アタカ(12~3月)、尻屋崎周辺(4~11月)
■問合せ 東通村つくり育てる農林水産課 TEL 0175-27-2111 / FAX 0175-27-2130
■最寄駅 JR下北駅(大湊線)
(駅から車で約1時間、下北交通バス「むつバスターミナル行き」終点下車、「尻屋行き」に乗り替えて約60分、終点下車、徒歩約20分)
※3月27日(日)までの土日祝は、「ぐるりんしもきたWinter号」も利用できますので詳しくはこちらで。
■東通村HP http://www.vill.higashidoori.lg.jp/ (観光スポット)
■下北観光協議会HP http://www.shimokita-kanko.com/ (東通村 ⇒ 寒立馬/尻屋埼灯台)
by ヴァ♪