下北半島の佐井村には『仏ヶ浦』という景勝地があります。名前から想像するに、とても神秘的な場所のように思えますよね?
さて、『仏ヶ浦』へは陸からも海からもアクセス可能ですが、今回は海から行ってみることにしました
今回私たちは、仏ヶ浦観光船「サイライト」号を利用しました
(※「サイライト」とは、“佐井に来る人/再び来る人”という意味が込められているそうですよ。)
かなりのスピードで水しぶきを上げて進んでいます
運転席を間近に眺めることができ、操縦席の後ろに立つと自ら操縦している気分になること間違いなし(・・・かな)
船内にはテレビモニターが数か所あり、佐井村のPR映像が流れています
赤茶色の岩が見えてきました もしや、そろそろ到着でしょうか?
何やら乗船客がざわめき始めました・・・・・ おっと見えてきましたよ~
船から降りると、奇岩とエメラルドグリーンの海がお出迎えしてくれました
仏ヶ浦の奇岩には、それぞれその特徴にあった名前が付いています。
ところで、一体だれが名前を付けたのでしょうね?
まず、左写真の中央部分の切り立った岩が「五百羅漢」です。修行僧が海岸に立ち並び瞑想に耽る姿に見えることから、そう名付けられたそうです。
右写真は、大町桂月の歌碑で【神わざ鬼の手づくり仏宇陀(ほとけうた)人の世ならぬ処なりけり】と記されています。
この歌は、大正11年9月に仏ヶ浦を訪れた際に詠まれたそうです。
ガイドさんの説明によると、左写真の岩は“鷲”で右写真の岩は“梟(ふくろう)”に見えると言います
みなさんは、どのように見えましたか?
左写真は“ペンギン”に見える岩です。
右写真は「如来の首」と言って、如来様が海を向き、浜に上がる人たちを優しい顔で出迎えているように見えるようです。
左写真は「蓮華岩」で右写真は「蓮華山」と名付けられています。確かに、蓮華のように見えます
写真中央の岩は、「天龍岩」 です。
龍が天に昇っていく様に見えることから、そう名付けられたのだそうです。
ここでは紹介していませんが、ほかにも「一ツ仏」や「屏風岩」など極楽浄土を思わせるような名前のついた岩が点在し、私たちの目を楽しませてくれました
§佐井定期観光(株)§
■住所 青森県下北郡佐井村大字佐井字大佐井112
■TEL 0175-38-2255 / FAX 0175-38-4525
■営業期間 4月25日~10月31日
■アクセス むつバスターミナルから下北交通バス[佐井行]で約2時間、「大佐井」下車、徒歩3分
むつ市街地から国道279・338号線で約59Km
■HP http://www.saiteikikanko.jp/
by ヴァ♪