mixi日記転載その3

SNSの走りと言って良いのであろうか、
mixiを随分前はしきりに書いていたが、
ここ4、5年ほど全く覗いていなかったら、
この時私のサービスは終了しますとの告知。

そこで慌てて日記のバックアップを取った中から
公表出来る物(出来ない物の方が多い)に限って^^
コロナの暗い話題しかない昨今なので取り出してみる。

実際50記事程綴っていたが
その中から8回目、2008年12月の記事より。



皆さんは自分の子供に
「今の仕事に就かせたい」とお思いですか？

先日私の所属する業界の懇談会で、
いろいろな話が交わされたとき、
この話が非常に興味深く私の心に止まった。
果たして私はどうなんだろうか。と。

こんな苦労する役回りは息子にやらせられない。
と、そう思う親(経営者)が余りにも多く、
次なる担い手が居らず廃業に追い込まれる。
.......とは、我が業界のお隣りに
位置付ける軽印刷業界の方の話。

確かに今の世の中
将来はとても明るいから
私の言う通りこれを継続せよなどとは、
息子に対して言える業界は少ない。


ただ本当は、
今の仕事の将来にもっと自信を持って
息子にも「これをやれ」と言えるほどの
企業にしないといけないと言う気持ちは当然ある。
少なくとも少年野球に興ずる息子が
大学生になる頃までにはそういう気持ちになれるような
しっかりした企業にせねばと思うこの頃。

やるやらない、したいさせたいと言う話ではなく、
そういう魅力ある企業にしないといけないという話。


mixi記事は以上。


実はこのコメント欄に、
知人経営者諸氏から沢山意見を頂きました。

　自分の道を歩ませたい。
　私の跡は継がせたくない。　など。

13年と言う歳月はその方々の思いも
そして其々のお子さん方の考え方も変わりました。

しっかりと後を継がれて頑張っている
息子さんや娘さんを見る事が出来ましたし、
自身の道を歩まれているお子さんも勿論おられます。

私はと言うと、まだ学生ですが
自らの道を歩ませる事としています。
文中に有るしっかりとした企業に
出来なかった訳では決して無いと思っていますが、
ここまでの時間がそうさせました。

こうやって読み返すと、
その時々の記録と言うのは貴重なんだなと、
改めて思う次第であります。