青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

調達4

2024年08月20日 | 旅の記録
blogを遡ると、
どうやらワインを求めて来た勝沼は4回目。

以前の記事でも書いていたみたいですが、
勝沼の街や、甲府の街はナビ不要なぐらい、
勝手知った街並みとなりつつある私なのです。

 とは言え、知らなかった事の一つ、

勝沼のお盆は7月に既に済んでいたと言う事。
ついでながら雛祭りは桃の花が咲く4月と言う事。

なので、この勝沼の街は14日は極めて普通の日。
従ってワイナリーの多くは普通に営業中なのだ。

 年末年始にしか来られなかった私は、
 製造元のワイナリーをなかなか巡る事が出来ず、
 結局は「ぶどうの丘」という観光施設で、
 購入していたが今回は有難い事に違った。

先ずは昨日ホテルで頂いたワインを探しに
甲斐ワイナリーさんへと足を運ぶ。





実はここでお盆休みや雛祭りの話を聞いたのだが、
そんな話題に触れられて、ワイナリーさんの
歴史を聞く事が出来るのもワイナリー巡りの魅力。

 ついついお勧め全て購入^^

次に向かったのは、ここは以前も伺って、
その応接の心地よさに乗せられついつい大量購入した
大手マンズワインさんのワイナリー。



正に大手企業ならではの建物は、
観光バスをも止まる駐車場も整備されていて、
後に寄ったワイナリーさんとは全く違う人の数。



このおしゃれな建物の中にある
数々のワインを品定めさせて頂き、
お店の方のワインに関するお話も楽しく聞きました。


次に伺ったのはこの↓店構えが魅力的。
グレイスワインの蔵元である中央葡萄酒さん。



店主の方が丁寧に説明下さるそれは、
やはり観光施設に並んでいる物を買うのとは違い、
有難みが有り趣が全く違う。

 つい、試飲したくなるが当然我慢^^



歴史を積み重ねてきたであろう、
こういったお店を訪ねるのはなかなか趣がある。

 ちなみに当然この季節ぶどう真っ盛り!

ぶどう狩りが出来るお店が所狭しと並ぶそれは
ある意味圧巻であり正に最盛期と言った感じ。

当然我々は寄らなかったけれども、
お隣さんもお向かいさんもぶどう農園と言う環境、
いわゆる「敵」になる同業者なのだけれども、
問題や喧嘩^^は起きないのだろうか...と要らぬ心配。

 ただ、本当にずらりと並ぶそれは、
 先ず冬には見られなかった私初体験の光景。
 かなり驚きました。

そして次に向かったシャトー勝沼さん。



ここは毎回必ず伺う実に美味しいワインが揃う店。

このワイナリーさんだけは年末ぎりぎりまで
営業されているので年末も直接伺うのだが、
その円やかな味は、買っただけでは足りずに、
以前12本一箱をネットで購入させて頂いた程。

レストランも併設されているからか、
ものすごい沢山の車が止まっていたのが印象的。
やはり皆さん味を知っていらっしゃるのですね。

 私も毎回ここだけは外さない場所となりました。

余りにもワイナリーが多いので、
(勝沼市が出している案内図には30近く掲載)、
やはり観光施設でもあり多くのワイナリーから
取り寄せられたワインが並ぶ毎年通っている
「ぶどうの丘」へ出向いてワインの選定。



改めて写真を撮るまでもなかったので(^^♪
上の写真は以前冬晴れの日に撮ったものだが....

ワイナリーに寄る事が出来ない物の中で、
お気に入りをここで購入しようと言う作戦^^
とは言っても今回は随分ワイナリーを巡ったので
確か3本だけここで購入した。かな。

ぶどうの丘と言うだけあって、
ここから見下ろす勝沼の街は毎回ため息が出る絶景。



ここで遅めの昼食は当然ながら「名物ほうとう」。
勝沼含め甲府界隈は盆地で夏は暑いので有名。
朝の富士河口湖町の涼しさはどこへ行ったやら。



ただ、暑いときに熱いものを食べるのは、
名古屋の暑い日にエアコンの効いたお店で
味噌煮込みうどんを食べるの同様^^の快感。
山梨の味を堪能いたしました。


さて当地の盆休みは7月で、この8月14日は、
勝沼に於いては何でもない水曜日と書いたのですが、
誠に残念ながら水曜日木曜日が定休日の
ワイナリーが数店あったと言う事^^;

もっとも辿り着いて休みであっても、
勝沼という街にひしめき合う様存在するワイナリー。
また今度こよう、程度に次へと進めていきます。


全部書いていたら大変な事になってしまうので、
最後に寄ったここだけは紹介しておきたいです。



何でも一番古くからあるとされるワイナリー。
その佇まいからして素敵なお店でありました。



天井高くその歴史ある建物は、
流石に改築はされたと聞いたけれども、
それでも歴史を感じるその雰囲気は印象的。

勿論手に入れたワインも確実に美味しそう。

いつも言いますが、
海外のなんとも値の張るワインに比べて、
国産、特にこの界隈のワインは驚く値段はまずない。

 逆にC千円台だってお勧めと仰られ、
 現実それが抜群に飲みやすかったりする。

又、ワイナリーの方の話は、
決して自称ワインツーが語る「うんちく」とは違い、
聞きやすく、それでいて心地よいある種の宣伝。

私はもともとアルコールが好きなので、
「酔えば何でも良い派」では有るものの^^
どうせならやはり旨い物で酔いたいのは当たり前。

今回ワイナリーを巡り、
そこで知り合ったお店の方の話を思い出し、
飲んでみた時に「あっ」っと思える品に出会い、
その店の違う銘柄を又求め旅するのが楽しみである。


 南海トラフ地震の注意が促される中、
 呑気に旅に出た我々を非難されるかも知れぬが、
 避暑を兼ねて突然思い立って出かけたこの旅は、
 とても中身の濃い二日間となったのであります。


飛騨市から始まった私のお盆休み。
後半の休みは次週連日出演の音楽祭の練習日となり、
家の中でじっとしている事が少なく済みました。

ワイン調達の2024夏の旅の記録、完。

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