売掛金回収

最近でこそ、これでも少なくなってきたのかもしれないが、
焦げ付いた売掛金の集金に行くことがある。要するに借金取立てとおんなじ。
私の仕事の中でも、嫌な仕事ベスト５には入るな。
なんせ、私がそれに出向く頃には、本当に経営状態が最悪の時が多いからだ。

昨日は、その前日に、とうとう連絡用の携帯電話が通話不能となり、
担当営業が慌てて伺ったものの、
明日(今日で言うところの昨日)にしてくれとのことで、
そろそろ開き直られそうなので、バトンタッチ。
残念ながら、当然の如く昨日は不在。本日明日と根気よく通う予定だ。

直近でこういう経験としては、個人経営者相手に、50万円ほどの「取り立て」。
金額がたいしたことが無いと思われるか、大きいと思われるかは、
読んでくださっている皆様の感覚にお任せして、
私にしては、「超大金」。何とか取り戻さねば・・・・。

その個人経営者は、私と同年代。
あの時は確か、だんだん開き直られて、
「無い袖は振れない」状態。おい、そういう開き直り方はないのではないか！
すぐに支払わず、その後も何度か通うも、
不在時には、彼の老いた母親が対応する始末。
「申し訳ないねぇ～、悪い子じゃないから必ず払うと思うょ～」

我がお袋と同じ年恰好の老人をいじめらない。
そういうことはしてはいけないし、出来ない。
余計に、その個人経営者に苦言を呈したくなってくる。
「おい、いつまで子供やっているんだ！」と。

こんなことも有った。なんども不在を繰り返され、
とうとう朝一番の出勤時を待ち構えたことも。
その際には、その会社の社長夫人と称する経理担当のおばはんに、
「寝起きを襲うようなことをしないでよ！！卑怯者！！」
・・・あんたの寝起きなど襲いやしない！！
どっちが卑怯者なんだ！！

こういう苦労も、そう出来るものではないだろうし、
当然したくない。又、しないでよい仕組みを作らないといけない。
(当然作ってあるが、それでも信用という名を汚す会社(人)が時にある)
これからも多分こういう経験をすると思うが、
これも「自分訓練」と思い、取り組まなくては。

ちなみに写真は、一寸前に友人と酒のみに行ったとき、
「割り勘」で、酔っ払い皆がバラバラと札を出した様。
決して、こんな雰囲気で取り立てているわけでは有りませんのであしからず。