今日仕事でお客様のところに寄った後、
とある事務所の前で思い出した実に恐い話。
まるで映画のワンシーンのようなその話は
今から15年程前のことであったろうか。。
若い営業マンが、当社駐車場から出かけようと
公道に出た際、一台のベ○ツが公道を横切り
実になんともタイミング悪く、
ほんの少しだけぶつかってしまった。
中から出てきたのは、温厚そうな年配の方。
ところがこれがや○ざの親玉さんであったとは、
なんとも不運と言うか不幸というか。
ただ、親玉さんは温厚で、正に映画と同じ。
そんな事でいちいちいわゆるけちをつけては来ない。
ただ一言「元通りにしてもらえば一向に構いません」。
当時30そこそこの営業課長の私には
なんともずっしり重みの有る一言であった。
ちなみにその日社長は不在で、他部署の上司は
「営業の事でしょ」と全く取り合わず。
まぁ、当たり前と言えばそれまでだが皆逃げた!
とりあえず記憶に残っている限りでは、
ベ○ツの修理は、先方でやってもらう事として、
こちらで借り得る最上級のレンタカーを
事務所まで持ってくるように、という話となった。
ニッサンのシーマを借り、慣れない高級車を運転し
約束の時間にその事務所とやらに到着すると、
これが又、映画に出てくるそのままの門構え。
そしてインターホンで、こういう者と名乗ると
「なに!親分にぶつかっただと!!」と若ぞ○君。
どうやら親分さま、若手君に話を通してなかったみたい。
ただそのすごみ方が、またまた映画のようですごい。
「親分に怪我は!!」
「ご、ございません」
勘違いされたら、刺されそうである。
そして運悪く、親分さま外出中で、
若手の中の年長者君の判断で、取り合えず拉致。
事務所の中に入るよう招き入れられたのである!
人生最初で最後のや○ざさんの事務所。
ほんと、映画の様に神棚が祭られたその風景は、
私を威圧するには充分すぎるほどの光景。
そしてその年長の若ぞ○君、親分さまと電話
「親分にぶつけたとか言う野郎をかこまっとりやす!」
・・・私がぶつけた訳ではないけど・・・
「どうしておきやしょう」
・・・どうし様と言うのだ・・指を引っ込める私・・
「わかりやした!」
えっ、、何??
扉が開き、部屋に居た一同起立一礼をすると、
温厚な年配の「親分さん」登場!
どうやら近くまで帰ってきたらしい。
案外時間に律儀な親分さまなのであった。
そして若ぞ○君開口一番、
「親分!お怪我は!!」
・・・だから、ほんの少しぶつかっただけ・・
結局、無謀な話にはならず、その後無事解決。
お陰で私も色々な人生経験が出来ている。
ただ、どんな組織であれその長たるもの、
どっしり構え、温厚で些細な事で目くじらを立てない。
こんな所で学ぶとは!と思わされた思い出話であった。
ただ、二度と同じ事は経験したくないね!
とある事務所の前で思い出した実に恐い話。
まるで映画のワンシーンのようなその話は
今から15年程前のことであったろうか。。
若い営業マンが、当社駐車場から出かけようと
公道に出た際、一台のベ○ツが公道を横切り
実になんともタイミング悪く、
ほんの少しだけぶつかってしまった。
中から出てきたのは、温厚そうな年配の方。
ところがこれがや○ざの親玉さんであったとは、
なんとも不運と言うか不幸というか。
ただ、親玉さんは温厚で、正に映画と同じ。
そんな事でいちいちいわゆるけちをつけては来ない。
ただ一言「元通りにしてもらえば一向に構いません」。
当時30そこそこの営業課長の私には
なんともずっしり重みの有る一言であった。
ちなみにその日社長は不在で、他部署の上司は
「営業の事でしょ」と全く取り合わず。
まぁ、当たり前と言えばそれまでだが皆逃げた!
とりあえず記憶に残っている限りでは、
ベ○ツの修理は、先方でやってもらう事として、
こちらで借り得る最上級のレンタカーを
事務所まで持ってくるように、という話となった。
ニッサンのシーマを借り、慣れない高級車を運転し
約束の時間にその事務所とやらに到着すると、
これが又、映画に出てくるそのままの門構え。
そしてインターホンで、こういう者と名乗ると
「なに!親分にぶつかっただと!!」と若ぞ○君。
どうやら親分さま、若手君に話を通してなかったみたい。
ただそのすごみ方が、またまた映画のようですごい。
「親分に怪我は!!」
「ご、ございません」
勘違いされたら、刺されそうである。
そして運悪く、親分さま外出中で、
若手の中の年長者君の判断で、取り合えず拉致。
事務所の中に入るよう招き入れられたのである!
人生最初で最後のや○ざさんの事務所。
ほんと、映画の様に神棚が祭られたその風景は、
私を威圧するには充分すぎるほどの光景。
そしてその年長の若ぞ○君、親分さまと電話
「親分にぶつけたとか言う野郎をかこまっとりやす!」
・・・私がぶつけた訳ではないけど・・・
「どうしておきやしょう」
・・・どうし様と言うのだ・・指を引っ込める私・・
「わかりやした!」
えっ、、何??
扉が開き、部屋に居た一同起立一礼をすると、
温厚な年配の「親分さん」登場!
どうやら近くまで帰ってきたらしい。
案外時間に律儀な親分さまなのであった。
そして若ぞ○君開口一番、
「親分!お怪我は!!」
・・・だから、ほんの少しぶつかっただけ・・
結局、無謀な話にはならず、その後無事解決。
お陰で私も色々な人生経験が出来ている。
ただ、どんな組織であれその長たるもの、
どっしり構え、温厚で些細な事で目くじらを立てない。
こんな所で学ぶとは!と思わされた思い出話であった。
ただ、二度と同じ事は経験したくないね!