３０年ぶり

今年の春先だったろうか、
高校時代の同級生にばったり会った。
吹奏楽部で太鼓を叩いていた彼は
その後、コンボのドラマーをやっていた。
勿論私と同様、アマチュアではあるが。

私と言えば、レアサウンズを初め、
ビッグバンドの経験ばかりではこの先、
芸の幅が広まらないと思いかけていた矢先、
その時思わず彼に言ったのは、
「一緒にコンボやって！」

それから数ヶ月、彼は忘れずにいてくれ
今日が初めての音合わせ。
彼とは実に３０年ぶり、お互い妙に緊張しつつ
音の再会を果たすことが出来た。

メンバーは、彼のドラムに
バンドリーダーたるピアノの女性。
若い物静かな青年であるベーシストに
さわやかな歌声のボーカル女性。
これは正に私には新鮮な面子である。

皆さん下手だ下手だと仰りつつも
無難にこなしていくところは、それなりに
色々経験をされている様子。
私もここ最近マイナスワンで練習した腕をと・・・
・・結果はご想像にお任せを致します・・。

ビッグバンドで、突っ込みが早いの遅いの
ピッチがどうのこうのと、そんな会話に
辟易としていた身には楽しく新鮮。
次回の練習日も決まって、
又新たな活動が始まりました。