青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

威勢

2008年09月10日 | ビジネス
「いらっしゃいませ~ぇ!」
字ではなかなか伝わりにくいが、威勢の良い響き。
すし屋のおやじか、ガソリンスタンドの兄ちゃん、
そんな感じの挨拶をされたのが、なんと銀行。

当社メインバンクであるその支店に入ると、
銀行とは思えない「威勢の良い」出迎えを受ける。
勿論帰り際には「ありがとうございました~!」と
びっくりするような大声。本当にありがたいのか?
そんな事まで思ってしまうが、何か、何かが違う!

その第一声を張り上げるのは、大抵は後方から
支店長、副支店長ぐらいのおっさん達が張り切る。
続いて一列前に居るような、営業マンや年配女子行員。
最後は何となくとってつけたような受付嬢が続く

安易に想像がつくが、銀行トップからの言い渡しで、
「お客様あっての銀行。お客様には大きな声で挨拶を!」
ってなところなのであろう。だから、支店長は
自ら「率先」、それを実行しているのである。

だが違うだろう。大きな声を出せば良い場面ではないはず。
勿論、「いらっしゃいませ」は、必要だから無いよりはまし。
何が足らないかって、以前「お辞儀」でも書いたとおり
正しく「気持ち」がこもっていないのだ。

その証拠に先日、比較的長くこの支店に居たのだが、
まず受付嬢から率先して挨拶をする事が皆無。
決まり事かのように、最後部に鎮座する中年だみ声から
「いらっしゃいませ~」ウェーブがやってくる。

こんな事はルール化することでなく、自然発生的に
出来なければ全く持って意味のないセリフ。
挨拶に限らず、トップが必死に規範を示すのも良いが、
部下が意を汲んでついて来ない様ではやらないほうがまし。
何となく、当社でも思いつく事象がありそう。
気を付けなければならないと思った◎銀行での一幕。
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2 コメント

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Unknown (いんちきポール)
2008-09-10 10:34:35
少年野球を思い出しました。

とにかく「声を出せ!」「声が小さい!」というだけの指導者。

いつも野球をやらせてくれてありがとう。
その気持ちがあれば自然とグランドに入るときに「(今日も)お願いします」の気持ちで頭を下げる。
グランドを出るときに「(無事つかわせてもらって)ありがとうございました」と頭を下げる。

自分たちの試合を手伝ってくれている審判に
「よろしくお願いします」「(手伝ってくれて)ありがとうございました」

試合をしてくれる相手にも「よろしくお願いします」「(いい試合を)ありがとうございました」

守ってるときも、自分が捕ってやるという気持ちが「バッチこーい!」
他のメンバーを気遣って「どんまいどんまい!」

などなど。
それは「声を出せ」といわれて出しても
誰にも伝わらない。

同じことですよね。
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いんちきポール様 (あおやき)
2008-09-10 12:29:50
先日息子の野球で接戦の試合を観戦しました。
(貴殿のチームとの接戦とは違いますが)

その時の声の出方はすごかったです。
正しく気合がこもっている。
絶対に勝つんだという気合が、
声に乗り移っていました。

まさにそれですね。
来ていただいて有難うございますという気持ちが無く
声が大きいだけでは、やはりダメですね。

今度のライブの時は、気合入れて声出していきますか!

あっ、私やキーニョ君に「どんまい!」って言ってね!
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