青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

田峯その一

2021年05月07日 | 旅の記録
昨夏亡くなった豊田市民であった義父。

勿論火葬も豊田市の施設で行ったのだが、
遺骨の内、持ち帰らなかった残りの遺骨は、
今月はこの地域のこのお寺に埋葬しますと、
実に丁寧な話をその時聞かされていた。

これは他の地域にも有る事なのか、
そしてそれは一般的な事かどうかは知らぬが、
少なくとも私は初めて聞いた話であって、
何と言っても実父の時はそんな話は無かった。

それだけに、その話がすごく印象的であって、
いつか落ち着いた頃にそのお寺に参りたいと、
心のどこかでずっと思い続けていた。

そして4日晴天の休日、
ふとそのお寺に参りに行こうとなったのだ。


ただ慌ただし葬儀一連行事の真っ最中、
その話を聞いたという記憶は残っていたが、
家内共々それがどこに記載して有ったか、
はたまたメモをしたのかまでは記憶が無い。

新城のお寺と言う程度の記憶しかなく、
ならばと火葬場に直接問い合わせてみたら、
その年のその月の火葬ならばここです、と、
実に丁寧に教えて下さったのだ。

県外移動が自粛される中、辛うじて県内。
ナビでその寺院を示し出発しようとしたが、
一寸した不安が過ったのだ。

それは、その寺がそこそこの観光地の至近。

ひょっとして渋滞してるかも。。。


新東名が出来て近くなった新城辺り。
ただ私、高速で通過するばかりで、
ほとんど降り立った事が無い地域である。

この時仕事の下見で飯田線を見に来た以来かも。


しかし、現地2キロほど手前で案の定渋滞。
そして、先に行っても駐車場は無いとの事。
加えて随分の人混みで降りて歩く気にもならず、
残念ながらまた今度来るという事にしたのだが、
こんな所まで来て目的を失う。

 さて、どうしたものか。

どうせなら県内ギリギリを走って
ドライブしつつ戻ろうという事となり国道北上。
するとほどなく出てきたのが田峯観音の案内板。

普段であれば通り過ぎるであろう
そんな看板に思わずハンドルをそちらに切る。
寺参りを諦め寺参りを選ぶとはね。

 愛知県北設楽郡設楽町田峯地区。

ここで思わぬ時間を過ごすこととなる。

つづく(^^♪





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