青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

旭山動物園探訪その1

2008年07月14日 | 思うこといろいろ
あの有名なる旭山動物園、行ってきました!
レアのベーシストflatwound君からの推薦もあり、
地元北海道の方からも、一度は行くべきと言われた
あの今や誰しもが知る旭山動物園。
人気に裏づけされたその素晴らしさ、体感しました。

行ったメンバー全てが感動したと感想を漏らしたが、
間違いなくこれは「動物園」の概念を覆している。
当初、経営者として、経営的視点から云々と言っていたが、
考え方の変え方と言う面では、これは万人に通用する
正に、自らおかれたさまざまな立場を
立ち位置を変えて見てみなさい。と教育された思い。

今回重い思いをしながら、一眼レフカメラを持って行ったが、
この動物園には、必ずカメラが要ると言うのもポイント。
そう、絶対誰かに、この素晴らしい発想を
伝えたいと言う気持ちにも駆られるのです。

折角でありますので、今日から数回に渡って、
このブログをご覧頂く皆様方に
この素晴らしい発想を伝えて行きたいと思います。
本日は第一弾、野鳥の展示と、超人気のペンギン。
このペースで行くと、何日かかるか分かりませんが
暫くお付き合いください。



7月13日朝、旭川の天気は無情にも「雨」!
ホテルを出て始めて知った私は、思わず「なにぃ雨!」
後に分かったが、同行者の内一人が超雨男。
対してもう一人超晴れ男。この二人のお陰と言う訳ではないが、
実に珍しい天候の、動物園探訪になったのであった。



9時30分開園。空を見てください!
ホテルを出た時の雨はすっかりと上がり晴れ間が広がる。
そしてこの並ぶ人!多さは覚悟していたのだが、
それより並ぶ人の年齢層に注目。
一番左の家族に子供一人と、そこから10人ぐらい後に
ベビーカーの子供がいるぐらいで、実に大人が多いのです。

実はこの写真を撮った時には気が付かなかったことなのですが、
園内に入り改めて大人の比率が異常に高い事に気が付く。
従って、東山動物園で見るような、子供連れがとても少ない。
いや、少ないと言うより、大人がやはり多いのだ。
この辺りで既に他の動物園とは全く違う光景である。



まず入ったのが「ととりの村」。野鳥など鳥類を見せる。
いきなり驚くのが、人間が鳥かごに入るという発想。
写真では分かりにくいが、ドアが二重になっており、
その中は大きなフェンスや網で囲われた、
言うなれば、巨大鳥かご。思わず面白い。



そして後々にも感心してしまうのだが、
動物の説明が、上の写真の様にほぼ手書き。
実に温かみがあるそれに思わず微笑んでしまうのだが、
本業でディスプレーを手がける当社。
これ以降出てくる様々なディスプレーで
何か商売の参考にならないだろうかと今今思案中。



続いて大人気と聞いていたペンギン館。
人気の秘密は、以降詳しく写真で説明させていただくが、
この建物に掲示した名盤も、手書きの物をかたどって作ったもの。
同行者と、「こんなフォントは無いよね!」と笑っていたが、
これを作ろうと決めてかかる所から、考え方が違う。すごい。



フラッシュ撮影禁止の看板も、
ただ活字の羅列と、こうして手書きの物とでは、
まず注目度が違うし、これでは間違ってもフラッシュは使えない。
決め細やかな発想だと感心。



さてトンネルの向こうはいかに!と言ったシーンだが、
この時点で同行者とは、名古屋港水族館も、
ペンギンは工夫して見せるようにしてあるよネェ・・
・・などと言っていたのだが!



トンネルに足を踏み込んだこの時点で、
見事に先ほどの考えは間違いであった事に気が付く。
まるで水中にいるようなこの感覚は、
直径が小さなチューブ状のトンネルだから出来る技。
名古屋港水族館の様に大きくて立派な物とは
感覚が断然違うのが実に不思議。



水中でペンギンを見た後は、
ペンギンと同じ目線でペンギンを見る。
外から「普通に見ている人」まで窓越しに見える。

この上下の写真を見比べていただきたいが、
ここでは水面から水中へと我々が下りながら見るのだ。




先ほどチューブ状のトンネルと表現したが、
上の写真に見るように、まるで海底にチャ-ブが
横たわっているかの様子がこのアングルだと良く分かる。



そして一つ上の写真で「普通に見ている人」と写したが
今度は、その建物の中にいる人たちを撮った写真が上の写真。
こうなってくると、ペンギンを見ているのか、
ペンギンに見られているのかだんだん分からなくなってしまう!
まさにペンギンが「人間って面白い動物だ」と
思っている表情に見えてくるではないか!

今日ここにお見せした写真もそうだが、
明日以降お見せする写真にも、必ず一人は
写真を撮っている人が写っています!
これは動物が被写体の場合と、この奇抜なアイデアが
被写体の場合の2種類あると思うのですが
どちらかと言うと後者のほうが多い?!
従って、冒頭に書いたように、カメラが必修と言う点でも、
他の動物園とは全く感覚が違うかもしれませんね。



こんな手作りのペンギンの種類の看板。
結構何処にでもあるのかもしれませんが、
徹底的に手作りで飾られると壮観ですね。

明日は憎っき!?「トラ」や、ぶったまげた展示の「ひょう」
そして人気のレッサーパンダ辺りまで紹介します。
おたのしみに!?
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8 コメント

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Unknown (Flawound)
2008-07-15 01:21:48
パンダのコアラもいないし、その必要も感じないところですよね。知人の某社副社長は、ここに来ていつも新しいアイディアを練るそうです。なごやにもありませんかね、このような場所。
返信する
Flawoundくん (あおやき)
2008-07-15 09:02:10
行ってよかった!と思わせる場所でした。
ラベンダー畑も北海道らしくてよかったのですが、
それを上回る印象でしたね。

貴君に勧められたように、
次に行く方にも是非お勧めしたいですね。
返信する
Unknown (MIYA)
2008-07-15 09:24:08
母と妹が行ってます。
東山に比べたら、ホント、小さな動物園らしいですね。
でも、あちこちでエサやりとかのイベントがあってあきさせず、狙いどうりの動きをその動物がするまで、ついつい粘ってしまうとか・・・・

北海道、ますます上陸したいです!!
返信する
フラッシュは (しほ)
2008-07-15 09:24:41
アカンと言っても、する輩がおるらしいと
前に、TVでやってました。
動物には、ものすごいストレスになるそうですね。

フラッシュしたフトドキ者をつかまえて、
なんでじゃ!と問いただすと
「勝手にフラッシュになった」とか
「やり方がわからん」とか
言うのが多かったです。
返信する
MIYAさん (あおやき)
2008-07-15 12:25:22
仰る通り、東山とは比べ物にならないほど小さいです。
簡単に見て回るだけなら1時間もかかりません。
ところがどうしてもしっかり見たいと思うので、
1時間半以上かかりましたね。
おみやげ物館などに行ったら2時間コースです。

狙いどおりの動きは、なかなか難しいですが、
動いてくれなくても、満足できるのも不思議なのです。

是非行って見て下さい!
返信する
しほどの (あおやき)
2008-07-15 12:28:37
そうなんです。いました。

だから係りの人が口すっぱく言っているんですけど
何故か時にフラッシュが光るんですね。

仰る通り、恐らくオート機能が
自動的に働くんだと思いますが、
絶対にやったらいけませんわね。

今時のカメラ、フラッシュなんかなしでも
高感度に撮れるのにね。
返信する
すばらしい~ (nasudon)
2008-07-15 14:27:50
のは、こと細かく解説してくださるあおやきさんですね。

TVでも、チャンスなかったし、北海道に生きているうちに行けるかどうかもわかりませんので、うれしいです。
毎日楽しみにしてますね~~
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nasudonさま (あおやき)
2008-07-15 22:24:53
こんなブログを楽しみにしていただけて光栄です。
今日の部分を書き終え、明日の部分も今ほぼ出来ました。
明日はレアの練習ですから今のうちにやらねば・・です。

北海道、一度行ってきてください!
すばらしい「花」が一杯ですよ。
まさに、nasudonさんにとっては企業視察です!。
是非子供さんが手を離れたらご夫婦仲良く!
返信する