特別な思いで昨日の日を迎えた
今年も又海外アーティストとの共演が出来る
嬉しさと有り難さのにあふれた気持ちと、
西川氏の追悼企画というイベントに臨む気合、
そして、初リーダーイベントの成功を願う
有る意味祈るような気持ち。
大げさではなく、この3つの気持ちが
入り混ざった特別な思いであった。
会場はボトムライン。ここでの開催も
随分の回数を数えるようになったが、
ここのスタッフの人たちの応対も清々しい。
時間も十分余裕が出来る程に準備は進む。
ところでこのドラム。前回より復帰をした
バンド創設時から在籍をしている
S爺さんの所有の超年代物なのだが、
実は、故人西川氏の所有物であった事が
つい先日S爺さんから知らされたのは驚き。
私でもレアサウンズで知らない事があるとは。
ご来場頂いた方には、パンフレットに書いてあるが、
彼の遺品を使い続けるあたり、いい話ではないか。
この組み立て途中の写真だが、
さすがにメンテナンスを加え、
枠だけを残して総入れ替えをした模様。
YAMAHAの文字だけが新しい。
余裕を持っての昼食タイム。
今日のお弁当も豪華だ。
歴代本番の弁当写真を撮り続けているが、
大して深い意味合いはない!
ただ、今回だけは「えび」嫌いになれば良かったとは
メンバーにしか分からない話で恐縮だが、
私は「とり」より「ぶた」が好きなのであった。
あっ、決してインフルエンザの話ではありませんので。
インフルエンザと言えば、この案内。
内容はと言うと、ゲストはアメリカから来ているけれど、
既に10日以上日本で活躍している人なので
インフルエンザの心配はありませんよ。という物。
こんな事もあったかと、懐かしい思い出になれば幸い
先日の記事とダブるが、
これっきりの話になって頂きたい物である。
さて私の位置から撮ったのが上の写真。
久しぶりに「譜面ライト」を使う事となったが、
このライト、実に優れもの。
フレキシブルに動くこの仕組みに関心。
どれだけ暗くてもよく見える。
が、逆に言うと、譜面が見えなかったので間違えた
という言い訳は、決して言う事は出来ない・・。
さあ開演!
何度やっても緊張しますね。
どうしても堅くなってしまいますが、
ズバリ、今回は客席観戦のキーニョくんに
堅さが見られたという指摘を頂きましたが、
堅さが表に出ない緊張感を出すように
しないと行けないと真面目に思いました。
なかなかそれは難しい事なのですけれどね。
今回そのキーニョくんの穴埋めでお手伝い頂いた
Kさんが、あれだけリハーサルで吹き込んで、
良く本番が出来ると感心をして下さいましたが、
確かに、レアのリハは普通ではないかも知れません。
特に共演者とのリハは、全部通し。
そのあたりの弊害が、今回もやはり現れました。
次回から、キーワードだけのリハではダメですかね?
なーんて言うと怒られてしまいますかね。
3曲目でいやーな「壁」が見えてきました。
本当最後までできるんかしらん?という壁。
去年のいやーなイメージがぶり返してきたのですが、
今日はそんな情けない事は言ってられません。
何故かと言えば、写真のように
西川夫人より依頼を頂いた事なのですが、
是非とも舞台の上に故人をのせて欲しいという事で、
遺影をステージ上に飾ったからです。
病床で、奥様にしきりにステージに戻りたいと
仰っていたという事で、せめて、
こんな格好ながらそれが実現したことは
私としても安堵の気持ち。だから弱音ははけません。
ところでゲスト、クレイジェンキンス氏。
正直、どんなプレーヤーなのか興味深い。
話が前後するが、毎回の事ながら、
若干の不安が渦巻く中、会場入りした直後、
大阪、グローバルジャズオーケストラの
リーダーN村さんからの電話。
グローバルさんは今回我々の共演前日の1日
このジェンキンス氏と共演している。
「めっちゃええ人やで~」の一言に安心!
即時、メンバーに「めっちゃええ人やて」と伝言。
全くその通りの素晴らしいプレーヤーでした。
パンフレットの紹介文に書きましたが、
静と動・陰と陽が自在に入れ替わる
正に職人芸のようなプレー。
決して派手ではないのですが、
この人の音真似は、出来る人はいないのではないかと
思わさせられるような素敵な音色でした。
そして、陰と陽の正に「陽」の部分を
聴く事が出来たのがこの曲、
ゴードングッドウィン最新アルバムに収録されている、
バックロー・ポリティクス。
トランペットのアドリブを回す
正しく明るい楽しい曲なのである。
実は、この曲、やって頂けるかどうか、
結構不安があったのですが、
事前に打診したところなんなく快諾。
でも、ややこしい譜面を初見で何処まで
吹いて頂けるのかと思ったら・・・・
なななんと、全部見事にリハーサルで完走!
プロのプロたるところを、今回もまざまざと
見せつけられた思いですごい刺激を受けました。
その曲の本番写真が上のショット。
よく撮れてますでしょ!
実はここにある本番の写真は全て息子が撮りました。
いつも野球の写真を撮ってくれるからと、
今回は、一杯撮ると息巻いていましたが、
私の欲しいショットを撮ってくれたのは感激。
ちなみに、アンケートでの良い曲
ダントツで、この曲を挙げる人が多かったです。
正直、どえらい嬉しーー!
さて、このジェンキンス氏、多くのビッグバンドを
経験されているその神髄を見ました。
ちょっと、ビッグバンドマニア以外の方は
なんのこっちゃの話になってしまうのだが・・・
そのバックロー・ポリティクスのリハの時、
譜面上音が書いてあって、それを我々練習で
「のむ」事と決めた所がありました。
4回連続で出てくるその譜割を、
なんと2度目にその事を瞬時に理解し、
訂正をして吹いた。と言う事なんです。
彼には2番ラッパを吹いて頂いたのですが、
正にサイドラッパの超見本。
要するにリードの音、他の音を良く聴いている証拠!
ビッグバンドをやる上で、絶対必要な要素を
改めてまざまざと感じた一瞬でした。
サイドセクションを吹かれるあらゆる方々、
是非リードを聴く、周りを聴くという
とても大切な行為を忘れないで下さいね!
「壁」を感じながらも、何とか完走。
最後の度派手な曲の最後の音も
案外なんなく吹ききる事が出来ました。
何となく故人が助けてくれたような気にさえなりました。
そして、その後有り難くもアンコールを頂き
お礼の挨拶とアンコールの曲紹介を私が
センターマイクでお話しさせて頂きました。
話は仕事上慣れてはいる物の
流石にこみ上げる物がありお聞き苦しかったかも。
そのアンコールの曲の思い出は
ここに以前書いてみましたが
最後の最後、無事吹ききったとき、
とてつもなく熱い気持ちになり、
側にいたメンバーと握手をしたときに、
どのメンバーも皆その握り返す握力に、
更に熱い気持ちになれたのでした。
かんぱーい!
何度やってもこのビールの味は最高です。
渇いた喉に流れ込むビールは最高!
西川夫人もお誘いし、遺影を飾っての宴会。
勿論ビールをお供えし、最後まで供養が出来ました。
しかしジェンキンス氏、最後まで紳士!
大阪N村氏が「ええ人」と言われた正にその通り、
われわれと正に同じ目線で音楽談義!
とても楽しいひとときが過ぎていきました。
西川夫人のご挨拶で涙ぐむ姿に、
改めて心に響くものがありましたが、
このイベントを成功させて良かったと思う安堵感と、
無事供養が出来た充足感に包まれました。
最後の最後までジェンキンス氏は疲れも知らず
笑顔でおつき合い頂き記念写真で一次会お開き。
当然、我々は二次会へとなだれ込み
丼君の店で呑み続けたのでありました。
ご来場頂きました皆様。
特別恒例団扇で応援してくださった暖かい
愛するご近所のお友達の皆様!
そして何よりメンバーの皆さん、
本当に有り難うございました。
そして改めまして是非今後とも
レアサウンズをよろしくお願いいたします!
写真をステージに上げて頂くことは、ゲストのジェンキンスさんや夫の事をご存じないお客様には失礼だとは思いましたが、病気が直ったら仲間と同じステージに上がる事が夫の望みでしたので、リーダーに無理をお願いしました。
本当に感謝しています。
終わった後の打ち上げにも息子と共に呼んで頂きありがとうございました。
父親とお酒を飲む機会がほとんど持てなかった彼にとって、夫と深く関わっていたメンバーの方との飲み会はとても楽しかったらしく、帰りのタクシーの中ではいつにも増して饒舌であったように思います。
まだまだ悲しみが癒えるのには時間が足りないようで、息子が出勤した後の一人で居る家の中では何を見ても夫の事を想い、涙ばかりの毎日ですが、今は無駄な抵抗はせずそんな想いに浸ってみても良いかなあ・・と思っています。
これからも、1ファンとしてレアサウンズを応援させていただきます。今後とも、どうぞよろしくお願いします。
本当に昨日はいろいろありがとうございました。
西川さんには本当に色々かわいがって頂き、
せめてものお返しのつもりが昨日のコンサート。
やはり私自身こみ上げるものがありました。
フレックルフェイス、一曲目ですかね?!
そんなどうでもいいような、それていてとても大切な
議論をしたことが本当に昨日の事のように
思い出されました。
西川さんに追いつくことはなかなか出来ませんが、
精一杯の努力でこのバンドの運営をしてまいります。
これからも変わらず見守ってください。
ありがとうございました!
貴殿が故人の葬儀の日に夫人の自らの開票により、第2代リーダーに選出されて、この日が名実
とも信認を得られた日ではないでしょうか。
そして、いや~良かったですね。
フレックルフェイスの前のバンマスのスピーチ
とフレックルフェイスの演奏そのものですよ。
ベイシーの中でも難曲ですが、練習では現れな
かった最高の出来でした。
バンクにスピーチ付きとセットでアップしておき
ましたよ。
内輪の演奏を誉めても…ですが、故人への感謝の
気持ちをこういう形で演奏で表現できるバンド
にいて本当に幸せを感じます。
Be Happy は一曲目で行きましょうかね
終演後、あおやきさんからは色々と感想を求め
られ、色々と私自身の思いを伝えるのにもどか
しい思いをしましたが、私自身の日記にも書い
たとおり、よかった!でももっと良くなる筈。
と言うことに尽きます。
新しいレアの第一歩としてのライブ、本当にお
疲れ様でした。
バンドリーダーとしての重責、見事果たされましたね。
おめでとうございます。
最初から力入っているなぁーと感じました。
その緊張も、みごとなMCのコケぶりで緩んだのではないでしょうか??
「Backrow Politics」
私も断トツ一位ですね。
こういう楽しい曲は大好きです。
息子さんの写真いいですねー
バイト料も弾んだのではないですか??
トランペット隊の写真、いただいてよいでしょうか???
今回パンフや貴君のステージ挨拶で私の知らない西川さんやレアサウンズを垣間見ることができました。
それとまだ始まったばかりでなんですが、「あおやき」流の少し違った味付けも期待しておりますでね。
この約四ヶ月、このコンサートに向けて
みんなが心一つになる事が出来るのか非常に不安でした。
あの日、投票はしたものの、西川氏との力量の違いが
随所に出てきて、みんなに呆れられるのではないかと
正直不安に思った事がありました。
昨日演奏が終わったとき、その不安も一掃出来ました。
スピーチはホントとちりながら大したこと有りませんし、
フレックルも最後前の音を気が抜けて思い切り未すりましたし
褒められるものではありませんが、
そのミスも、思いっきりやって外してしまった事なので
まぁよし、としておきます。
フレックルミストーンのリベンジは、したいかも・・!
貴君の日記にコメントをさせて頂きましたが、
やはり演奏者にとって、お世辞抜きの正味の感想が聞きたいもの。
貴君と、子供達ぐらいしか、本当の事は言ってくれませんからね・・。
何れにせよ、あと十数年後、一緒にやる日を
心待ちにしていますよ!
それと、バックローポリティクス、
お褒め頂き光栄です。
やはり私として一番練習を重ねた曲なので
そう感想を言って頂けるとうれしいものです。
写真はどうぞお使い下さい。
家の息子、おたくの次男君と同じ年だけど、
大きさ全然違ったでしょ。
家内が、会場に来るとき、
何ら躊躇無く子供切符を買って
本人も何の躊躇もなく乗ってしまったらしいです。
車内で気が付いて、大笑いだったとか。
まるで小学生の身長ですから・・・ね。
これからもよろしくお願いしますね。
貴君をレアに誘って良かったといつも思いますよ。
ソロ、良かったですね!
ただ、ちょっと短すぎなかったですか?
倍やってもらっても良かったと思ったりして・・。
あおやき流ですか。。
難しい事を仰いますねぇ・・・。
じっくり考えてみたいとおもいます。
何てったって来年のGWは○○○○ですからね!!