青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

読み聞かせ

2008年08月07日 | 子供のこと
新聞の「この記事をしっかり読んでおけよ」
というのも一つの教育かもしれないが、
その記事に対して、親としての意見を加えて
「読み聞かせる」のに抜群な記事があった。
一昨日の、山本昌弘投手200勝の手記。

中日新聞を購読されている方ならば、
恐らく目にとまった記事であったと思うが、
ネット上にも展開されていたその記事は、
子供だけでなく、同世代の我々自身にも
心に響く手記。それほどまでに偉業だった。

私がこの手記を読み、噛み砕いて教えたのは、
「強い体に生んでくれた両親に感謝」という事。
偉業を成し遂げたヒーローが話すから
余計にインパクトがあることなのだ。

やはり、健康である事のありがたさ、そして
その上で元気に野球ができることのありがたさ。
ことさら、毎週末くそ暑い日もお世話役に走り回る
家内である母親に対しての感謝の気持ちを
忘れるな!と諭すには格好なる教材。

そして「継続力が如何に大切か」という事。
併せて諦めない事の大切さ。
私は子供が何かやるときは絶対3年続けることを
条件としてそのやることを許可してきた。
野球は勿論、塾にしても部活にしても。

私は身をもってこの継続は力なりの大切さを知っている。
だからこそ子供たちには強くこれを求め、
そして山本投手のこの言葉も大きく肯くのであった。

  余談ながら、趣味とはいえ、
  四十半ばまでの間、音楽を続けていなかったら
  何をやっていたのだろうかと、ふと思う。
  毎夜ただただテレビを見ながら
  ビールを飲むだけの生活だっただろうか?
  はたまたパチンコ・麻雀におぼれる日々だったろうか?

  日曜日の過ごし方にしたとて、
  子供に遊んでもらえなくなったと
  居場所が無く買い物に出るぐらいだったかもしれない。
  そう思えばこそやはり継続する事というのは
  大切極まりない事である事は確か。

  当然仕事にしても、やがて四半世紀
  この業界に身を置いてきたことで実に多くの
  積み重ねが財産となっている事は間違いない。

ちょっと余談、脱線してしまったが、
何より大切な事を最後に山本投手は話してくれている。
野球少年へズバリその一文は下のとおり。
息子の心にも響く素晴らしい話でありました!

最後に、ボクのような「決して特別ではない野球少年たち」に言葉を贈ります。中学で終わる人、高校でやめる人。いろいろあると思いますが、やっている間は精いっぱいやってほしいんです。どのレベルまで上がるかは関係なく、自分が満足してやり終えてほしい。野球をバカにしたり、野球にウソをつかないでほしい。さぼる、グラブを踏み付ける、グラウンドにつばをはく…。たった1回の野球人生だからこそ、幸せをつかめた男からのお願いです。

山本昌投手200勝万歳!
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6 コメント

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Unknown ()
2008-08-08 04:11:11
山本昌。
素晴らしい言葉です。
継続して頑張った人だけに、説得力があるし、重みがあります。
プロ野球に限らず、プロとつくものは、どの世界も、並々ならぬ努力があって、維持し、継続する事で成立つと思っています。

理屈では、何とも言えるので有言実行でやっていきたいと思っています。
返信する
丼君 (あおやき)
2008-08-08 08:45:58
そうですね。有限実行が大切ですね。
理屈や言い訳、そんなことより
結果を出す事が大切です。何でも。

いつもコメントの空欄を埋めてくれる様で
ありがたいことであります。

ところでトラは夏休みですか?
返信する
Unknown ()
2008-08-08 09:08:52
お盆休みです。
返信する
丼君 (あおやき)
2008-08-08 12:07:06
お盆だけといわず長期休暇してください。

なんならずっと休んでも良いし。
返信する
Unknown (MIYA)
2008-08-08 15:04:44
休み!!休み!!休み!!
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MIYAさん (あおやき)
2008-08-09 12:13:36
そうそう休み休み
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