共演者

実はジャズラブオーケストラの
トランペットメンバーは今回、
大幅な入れ替えがあり一昨日を迎えていた。

入れ替わった方のメンバーなので、
なぜそういう事が起こったのか、
私は全く知る由もないが、
何せ私を含め３名がいわゆる新人。
このバンド初エントリーであった。

昨日も書いた通り、歴史ある名門バンド
私がここで吹く事はまずないと思っていた
昨年のある日、ここのリーダーに呼ばれ、
なんと！私本業の仕事とバーターに、
バンドを手伝って欲しいとの依頼で始まった。


その３人のお一人、以前プロ奏者。
なんと！あの８時だよ全員集合の
あのテーマソングを吹いていたという
私にとっては雲の上の存在の方がおられた。

雲の上と言うのは、
単にプロ奏者というだけでなく、
大学の大先輩という存在でもあったからだ。

今回、この先輩と随分仲良くして頂き、
ライブの帰りにいろんな話の中で、
人の縁というのは不思議なものだね！

トランペット吹きにしてみたら、
こんな華やかなる経歴を持たれる方と
共演が出来たというのは光栄なこと。
こんな年長の雲の上の方に大変恐縮だが
６５歳の友達が出来た気分であった！


３人のうちのもう一人は若者。
平成生まれの息子の年代。
現にご両親が私とズバリ同年というから、
先の大先輩とはまた違った意味ですごい！

そのご両親の育て方が素晴らしかったのであろう、
とても好青年で一緒に吹いていて気持ちが良い。

ステージの合間に彼ともいろいろ話をしたが
プロになろうか迷いつつ今春には社会人。
仕事と音楽の関わりについても、
大変確りした考えを持っている様で天晴れ。
こんな彼に目指す見本の一人が私と聞き、
たとえお世辞であれど嬉しい話であった。


そんな共演者との方々との縁を頂いたライブ。
音楽は、こんな親父をもまた一つ
色々な意味で成長させてくれたのであった。