レア

レアはレアでも、
土曜日の夜テレビで放映されている
「激レアさんを連れてきた」
という番組のお話。

既に一週間前の話にはなるが、
この内容が真面目にとっても素晴らしく、
ついつい吸い込まれる様に見入ってしまった、
バラエティーと言う名の経営者向け番組。


話の内容はここにあるが、

要約すると、

　200年以上の歴史を誇る京都の和菓子屋を
　倒産寸前でV字回復させた嫁いだ若女将の話。

という要約し過ぎの感もあるがそんな話。


伝統を守る古株の職人と、
新たな風を巻き起こしたい若女将との葛藤。

こんなどこにでもありそうな話なのだが、
成功するかしないかはいつもどんな時も
「行動」をしたかどうかに尽きる訳で、
この若女将の行動力がただただ凄かったのだ。

年間50本しか売れないという「羊羹」を
パンと一緒に売ったらこんなおしゃれな商品に
生まれ変わったというのは実に見習うべき話。



ホームページ上にも踊るそれ等の画像は、
正に今のネット、SNSを駆使した工夫の数々。



他にも和菓子におみくじを入れ込むなど
「色」を加え「遊び」を加えたりして、
正に消費者の心を揺さぶったというのは、
200年以上の歴史も飛び越える快挙と感心した次第。

和菓子と言う、
ある種古くて変わりようがなさそうな商材を
新たな商品に生まれ変わらせたその行動力は見事。

土曜日の夜と言う穏やかな時間にも関わらず、
ふつふつと奮い立たせてくれる内容の番組であった。

…一週間前に書いた記事にて失礼。