さて第3回は、出来たばかりと聞いた「おおかみの森」
おおかみと言えば、やはり凶暴なる印象。
見に行った時も、取っ組み合いの喧嘩をしていました。

やはりこの名版も手書きで一工夫。
ディスプレーも手がける当社、次なるデザインは、
こういう手書きを提案したら如何だろうか?
なんなら私が書いてもいいですが・・・。だめか。

上の写真を見たとき息子曰く
「旭山動物園って、犬まで飼っているの!」
まぁ確かに外見は犬のようだが、
内面は犬のような性格とは違う。
人間も、普通の顔をしていて凶暴な人と、
私の様に心優しい人との違いのようなものだね。
・・・ちがうか。



上の写真3枚は連続してみていただきたい。
おおかみを、まさに目線で見ることが出来るようにした施設。
一番上が、そのドームに入っていくための階段前。
そして中の写真が、何もいないので何のことか解りにくいが、
その目線で見ることが出来るドーム。
最後の写真が、それを外から写したもの。
案内の方が「運がよければ目の前で狼が見られます」と
言っていたのがとても印象的だが、
ここの施設の場合、こうして目的がなされなくても、
なにも悔しいとか、つまらないとか言う気持ちにならないのは、
恐らく「感心」が先走る為、そんな思いにはとてもならないのだと実感。
ここも間違いなく、おおかみが人間を見る施設の様にも取れるのであります。

途中通りかかった孔雀も羽を広げて出迎えてくれる。
これは別に旭山動物園だからと言う訳ではないだろうが、
こんな事まで、さすが旭山動物園と思わされてしまう!?

さてこれ。ゴリラ。実に大きいのだ!
高台から見下ろすその大きさは圧倒されるほど。
比較になるものが写っていないので分かりにくいが、
本当にでかい。サイズではレアサウンズジャイアン君の
軽く10倍はあるのではないだろうか!
態度では、同じくレアサウンズの○ビ○氏より
5倍はずぶとかかったかな!・・・・あれ!

ところでこの施設もものすごい!のであります。
この巨大なるゴリラがこの上部の綱を伝って移動する様に
出来ているのですが、このロープの下は
我々が行き来が出来るのですよ!!!
だから真上をこの巨大ゴリラが行き来すると言うのは
なんともすごい事!その移動が見たかったのですが、
じーーーーっと動かぬゴリラを見ていると、
日が暮れてしまいそうだったので次の猿山へと移動です。

見てください、この巨大な猿山。
実は、上の写真だけは旭山動物園のホームページから抜粋。
見ていただければ分かる通り、上から横からそして目線からと
あらゆる視点で見られるように工夫がされています。

そして感心したのがこの「仕掛け」
さるくんが、一生懸命何かしていますでしょう。
ドラム缶のような物に、棒が下がっていて
それを一生懸命に振っている。振ると大きな音がして、
さも「芸」をやっている様なのです。
なぜそんな動きをしてくれるのか!?
それには大きな訳が隠されていました。
このドラム缶のような物を振ると、
中からなんと、ひまわりの種が出てくると言う仕組み。
だから競ってその「芸」を披露してくれる訳なのです。
実に楽しい発想でしょ!!

この四角い塩ビ管も上と仕組み的には同じ。
これをくるくる回すと、中からひまわりの種。
だから一生懸命回してくれるのです。
小さな子連れのお母さん、一生懸命回していました。
この仕組み、廃材利用と言う点でも注目ですね!

あかちゃんも沢山いました。
これは特に小さい生まれたてでしたよ。
誰かに似てますネェ・・・誰!?

さて本日最後は「ちんぱんじー館」
相変らずこの手書きを気に入る私。
徹底されているのが実に気持ちがいい。


さて上の二枚。相変らず徹底して動物を
いろいろな角度で見せようとする工夫は続く。
このドーム型の通路には、当然「上」「横」から見ることは当然
なんとここでは床までがガラス張り。
「下」にもチンパンジーを見下ろす事が出来るからすごい。
恐らくあらゆる角度で見ることを検討した結果なのでしょうが、
これを実行して設計してしまう所が「旭山」の実行力です。

当然間近に動物を見ることが出来る訳だが、
このチンパンジーの親子、いや「家族」。
実に仲良くしていたのが印象的でありました。
ここで少し面白い案内に微笑む。
このチンパンジーの家族可愛いですよね。
だからどうしても人垣がすぐ出来てしまい
人の回転が悪くなる。その時の案内係の人のセリフが
「こちらにも沢山見ることが出来ますよ~」
と違う方を指差す。すると人垣は動き、次へと進んでいく。
そう、「先にお進み下さい」というよりも
「次の方の為に譲ってください」というよりも、
言い方としてソフトであり、移動も率先してくれる。
この「言葉一つ」も絶対工夫がしてあると
同行諸氏と確認したのでありました。

先の「こちらにも沢山見えます」の「こちら」には、
実は先の親子ほど至近距離には見えないのでした。
そう、ウソではないにしても、完全誘導手段としての案内。
でもそれさえも何故か微笑ましく感じることが出来たのも、
その場の雰囲気、物の言い方なのでしょうね。
随分前子供が小さい頃、有る動物園で
コアラ見に行った時(動物園名まるわかり・・)
「立ち止まらないで下さい!」と
係員の方が連呼していた事を思い出しました。
こんな所にも勉強させられる思いであります。
そう、音楽で言うなれば
「走るな!」と注意するより「もう少しゆったり」
「でかいわ!」と注意するより「もう少し小さく」
要は如何に効果的に指摘が通じるよう話すか。
勿論ビジネスでも通用しますね。考えねば。。。
さて次回で最終回です。
巨大な「白熊」とこれまた驚きの「アザラシ」です。
今日も最後まで有難うございました。
おおかみと言えば、やはり凶暴なる印象。
見に行った時も、取っ組み合いの喧嘩をしていました。

やはりこの名版も手書きで一工夫。
ディスプレーも手がける当社、次なるデザインは、
こういう手書きを提案したら如何だろうか?
なんなら私が書いてもいいですが・・・。だめか。

上の写真を見たとき息子曰く
「旭山動物園って、犬まで飼っているの!」
まぁ確かに外見は犬のようだが、
内面は犬のような性格とは違う。
人間も、普通の顔をしていて凶暴な人と、
私の様に心優しい人との違いのようなものだね。
・・・ちがうか。



上の写真3枚は連続してみていただきたい。
おおかみを、まさに目線で見ることが出来るようにした施設。
一番上が、そのドームに入っていくための階段前。
そして中の写真が、何もいないので何のことか解りにくいが、
その目線で見ることが出来るドーム。
最後の写真が、それを外から写したもの。
案内の方が「運がよければ目の前で狼が見られます」と
言っていたのがとても印象的だが、
ここの施設の場合、こうして目的がなされなくても、
なにも悔しいとか、つまらないとか言う気持ちにならないのは、
恐らく「感心」が先走る為、そんな思いにはとてもならないのだと実感。
ここも間違いなく、おおかみが人間を見る施設の様にも取れるのであります。

途中通りかかった孔雀も羽を広げて出迎えてくれる。
これは別に旭山動物園だからと言う訳ではないだろうが、
こんな事まで、さすが旭山動物園と思わされてしまう!?

さてこれ。ゴリラ。実に大きいのだ!
高台から見下ろすその大きさは圧倒されるほど。
比較になるものが写っていないので分かりにくいが、
本当にでかい。サイズではレアサウンズジャイアン君の
軽く10倍はあるのではないだろうか!
態度では、同じくレアサウンズの○ビ○氏より
5倍はずぶとかかったかな!・・・・あれ!

ところでこの施設もものすごい!のであります。
この巨大なるゴリラがこの上部の綱を伝って移動する様に
出来ているのですが、このロープの下は
我々が行き来が出来るのですよ!!!
だから真上をこの巨大ゴリラが行き来すると言うのは
なんともすごい事!その移動が見たかったのですが、
じーーーーっと動かぬゴリラを見ていると、
日が暮れてしまいそうだったので次の猿山へと移動です。

見てください、この巨大な猿山。
実は、上の写真だけは旭山動物園のホームページから抜粋。
見ていただければ分かる通り、上から横からそして目線からと
あらゆる視点で見られるように工夫がされています。

そして感心したのがこの「仕掛け」
さるくんが、一生懸命何かしていますでしょう。
ドラム缶のような物に、棒が下がっていて
それを一生懸命に振っている。振ると大きな音がして、
さも「芸」をやっている様なのです。
なぜそんな動きをしてくれるのか!?
それには大きな訳が隠されていました。
このドラム缶のような物を振ると、
中からなんと、ひまわりの種が出てくると言う仕組み。
だから競ってその「芸」を披露してくれる訳なのです。
実に楽しい発想でしょ!!

この四角い塩ビ管も上と仕組み的には同じ。
これをくるくる回すと、中からひまわりの種。
だから一生懸命回してくれるのです。
小さな子連れのお母さん、一生懸命回していました。
この仕組み、廃材利用と言う点でも注目ですね!

あかちゃんも沢山いました。
これは特に小さい生まれたてでしたよ。
誰かに似てますネェ・・・誰!?

さて本日最後は「ちんぱんじー館」
相変らずこの手書きを気に入る私。
徹底されているのが実に気持ちがいい。


さて上の二枚。相変らず徹底して動物を
いろいろな角度で見せようとする工夫は続く。
このドーム型の通路には、当然「上」「横」から見ることは当然
なんとここでは床までがガラス張り。
「下」にもチンパンジーを見下ろす事が出来るからすごい。
恐らくあらゆる角度で見ることを検討した結果なのでしょうが、
これを実行して設計してしまう所が「旭山」の実行力です。

当然間近に動物を見ることが出来る訳だが、
このチンパンジーの親子、いや「家族」。
実に仲良くしていたのが印象的でありました。
ここで少し面白い案内に微笑む。
このチンパンジーの家族可愛いですよね。
だからどうしても人垣がすぐ出来てしまい
人の回転が悪くなる。その時の案内係の人のセリフが
「こちらにも沢山見ることが出来ますよ~」
と違う方を指差す。すると人垣は動き、次へと進んでいく。
そう、「先にお進み下さい」というよりも
「次の方の為に譲ってください」というよりも、
言い方としてソフトであり、移動も率先してくれる。
この「言葉一つ」も絶対工夫がしてあると
同行諸氏と確認したのでありました。

先の「こちらにも沢山見えます」の「こちら」には、
実は先の親子ほど至近距離には見えないのでした。
そう、ウソではないにしても、完全誘導手段としての案内。
でもそれさえも何故か微笑ましく感じることが出来たのも、
その場の雰囲気、物の言い方なのでしょうね。
随分前子供が小さい頃、有る動物園で
コアラ見に行った時(動物園名まるわかり・・)
「立ち止まらないで下さい!」と
係員の方が連呼していた事を思い出しました。
こんな所にも勉強させられる思いであります。
そう、音楽で言うなれば
「走るな!」と注意するより「もう少しゆったり」
「でかいわ!」と注意するより「もう少し小さく」
要は如何に効果的に指摘が通じるよう話すか。
勿論ビジネスでも通用しますね。考えねば。。。
さて次回で最終回です。
巨大な「白熊」とこれまた驚きの「アザラシ」です。
今日も最後まで有難うございました。