パターンその1
「食事はどう気を付けたらいいですか?」
「出来るだけ塩分減らしてください」
「でも塩って身体に必要ですよね?」
「採血の結果でナトリウム値、カリウム値が高く出てるので、これが続くと血管に負荷がかかって血圧がもっと高くなります。頭痛がしたり、だるくなったりするので、よくないでしょう?ですので、減らしてください」
「でもそれじゃあ、なんにも、うまく感じないよな」
パターンその2
「全体的に採血の結果良くないですね、血糖値が特に。何かいつもと違う事したとか、食べたとかありましたか?」
「すすめられたから、毎日乳酸菌飲料のんでだ」
「なんで急に?」
「だってよ、身体にいいがらっていわれだら
飲むよ~」
「乳酸菌飲料は砂糖の塊なので止めてくださいね」
さてこの患者さん達の次回の採血結果はどうなるでしょうね。
健康体だったら塩も乳酸菌飲料も悪い作用はしないのですが、高血圧だったり、糖尿だったりしたら制限すべき食品なんですけど。
ちなみにこの会話のラストですが、うちのドクターはっきりした物言いするのですが、二人共に「あなたにとっては毒です」と優しく申してました。
でもこういう患者さん多いんです。
健康になるよ、と言われると自分に合っているのかを考える前に、鵜呑みにしてしまう。
どうしたもんでしょうかね。
そういえば
ラベンダーの香りは、眠りを誘うと、言われていますが、量が多いと眠りを妨げます。ひどいと頭痛の元です。ご注意を。
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