今を去ること云十年前、それはそれは恐ろしい悪夢を見ていた時期がありました。
前にそれについて少し触れたことがあったのですが、今日は記憶をたどってもう少し詳しく書いてみたいと思います。
うつらうつら眠りに入りかけると、通常では想像もできないような恐ろしい世界に入り込んでしまうのです。
ストーリー性は何かあったのかもしれませんが、それよりも、おどろおどろしい感覚に飲み込まれるというか、本当にホラーの世界としか表現ができないような雰囲気でした。
それから比べたら、いわゆる普通の悪夢なんて子供のおとぎ話程度にしか思えない、それほど凄まじいものだったのです!!
眠ろうとするとその世界に入ってしまう、でも眠らないわけにもいかないから何とか眠ろうとする、そんなことを繰り返す日々を送っていました。
とても辛くて、その悪夢から救ってくれるものは何かないかと必死に探していました。
でも、なかなか見つからず……。
そんなある日、霊の話などが書いてある本を見ていたとき「大日如来」という文字を目にしたのです。
その時、特に「大日如来」に対してお祈りをしたわけではありませんでした。
ところが、その時を境にパタリとその超、恐ろしい悪夢を見なくなったのです。
ビックリしました。単なる偶然とは思えませんでした。
それで「大日如来」について調べてみることにしたのです。
弘法大師空海が日本に本格的な密教をもたらしたわけですが、そこに宇宙の中心の神「大日如来」が出てくるのですね。
それを知ってから私の心の中には、苦境を救ってもらった存在として「大日如来」と「弘法大師空海」のお名前がしっかり刻まれました!!
スゴ~イ!パワーを持つ存在なのだと感服しました。
あまりスピリチュアルなことを知らないときでしたけど。
もしかすると、その出来事が後にスピリチュアルなことへの興味に拍車をかける切っ掛けになったのかもしれません。
今年2015年は空海が高野山を開創されて1200年を迎えますが、そんな折に相応しい体験談となりました。
感謝と共に記してみました。
合掌。(-人-)
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