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Harmony(ハーモニー)♪

選択の自由

老人はむっとして答えた。「幸せ者の輪に混じって暮らしちゃならんと、いったい誰が言っておるのかね?」


「誰だって好きな運命を自分に選んでやることは自由なんじゃ。我々が持っている唯一の自由とは、選択の自由というやつじゃ。誰でも欲しいものを選ぶことができる」



これは『[振り子の法則]リアリティ・トランサーフィン』の著者(ヴァジム・ゼランド)が、不思議な夢の中で出会った老人の言葉です。



夢の中でゼランドは筆舌に尽くし難いほど美しい自然保護区にいました。

自然の魅力に感嘆の声を上げつつ歩き回っていると、白い顎鬚(アゴヒゲ)を生やした老人が現れたのです。彼は保護区の監視員でした。

こんな美しい土地で暮らすことのできる幸せ者はさぞ気分がよいだろうとゼランドは老人に話しかけました。

すると老人は、冒頭にあげた言葉を発したのです。



夢から覚めたゼランドの頭の中には、よく分からないトランサーフィンという言葉と、このような考えが駆け巡っていました。


(本より)
自分の世界を自分で整える必要はなく、すべては自分のあずかり知らないところで自分の幸福のためにずっと以前にできあがっている、というものだ。陽の当たる場所を求めて世界を相手に闘(タタカ)ってはいけない。これは最も効率の悪いやり方である。自分でそこに身を置きたいと思うような世界を自分のために選択する ことは、誰も私に禁じていないということなのだ。


最初、このような考えは馬鹿げているとゼランドは思いましたが、監視員が言う選択する とはどういうことなのか、そしてそれをどのように行うのかが、鮮明な思い出として記憶に蘇(ヨミガエ)ってきたそうです。


そのような不思議ないきさつから生まれたこの本の内容は、今まで聞いたこともないような話が様々書かれています。

造語というか新しい言葉も多く、それを書いていくと言葉の説明だけで終わってしまいそうなので、そのことを記さなくてもわかる、私が役に立ったと感じた事柄を少々書いてみたいと思います。




☆人生の状況は、具体的な振る舞いだけでなく自分の放った思考エネルギーの性質によっても形づくられる。

今の人生状況というのは、自分の思考が招いたものであるので、そこで問題と格闘して変化を期待して行動しても上手くいかない、シナリオは変更できないということらしい。

つまり、シナリオにある気に入らない箇所を変えようとすることは、たえず好ましくないことについて考えることであり、その結果、欲してないことを受け取ることになるそうです。


(本より)
もしあなたにそうあって欲しくない何らかの状況があるならば、ただ単にそのことについて考えないようにして、無関心な態度でそばを通り過ぎれば、そのことはあなたの人生から消えてなくなる。人生から放り出すということは、敬遠することではなく、無視することである。


あなたがラジオ受信器だとしよう。毎日、あなたが眠りから目覚めると、憎むべきラジオ局の番組を聴くことになる。ラジオ局の番組はあなたを取り巻いている世界である。もしそうならば、あなたはほかの周波数に合わせ直すべきである!



これは目の前のやるべきことを無視してやらないということではなく、無視したほうがよいような事柄に必要以上に関心を持たないようにという意味だと私はとらえています。




☆自分が、恐れや不安、不満などのネガティブな思考を発していることは良くないことだとわかりますが、漫然とそんな思考を巡らせてしまうことも多いと思います。

そんな、ためにならない習慣を変えるために、ゼランドはこんな提案をしています。


注意を集中しなくてはいけない仕事をしている時意外の、あなたの意識が特には働いていない時には、必ずポジティブな思考のスイッチを入れるように。

達成できなかったことなど考えず、これからやり遂げたいことを考えるようにする。




☆人は自分の計画通りに物事が運ぶと満足し、予想外のことが起こると闘おうとしますが、そのような態度は運命を破綻させるもとになるそうです。

自分の考え、方針に過剰に重きを置く態度をゆるめたら人生が楽しくなる。


以上のようなことが今回あらたに本に目を通すことで心に残りました。




トランサーフィンとは、過去、現在、未来に関するすべての情報があるフィールドの存在を考えていて、そこの、自分にとって良い人生ラインを選びとる方法を述べているのだと思います。

自分の人生に照らし合わせてみると、そうとは知らずにトランサーフィンの法則にのっとったやり方をしていたものは、確かに良い結果を出しています。

逆に法則に反した方法をとっていたものは、良い結果は出ていません。

信じられない気持ちだけど、やはり著者の夢に出てきた老人の話は本当なのかもしれないと思いました。


最後に、この本の中でなるほどと思った言葉を。


物質は存在しているようでも、同時にそれは固有の物質的実体をもっていない。唯一明らかなのは、触ることのできるものは、触知できないエネルギーの基盤を持っているということだけだ。




トランサーフィンに関する記事を今までけっこう書いていました。

参考までにあげておきますね。


自分の扉

過剰ポテンシャル

エンジェルにお任せ

困った人への対処法

あなたの選択があなたの未来をつくる

リアリティの反転

Photo by ミントBlue
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