詐欺師に騙された相手は、騙された事に気づかずにどこかでまだ信じてる!みたいな事を以前読んだ本に書いてました。
川上のショボイ嘘は騙される前から疑われててそこを何とか人間関係で乗り切って結局やっぱりか!となる。
詐欺師という言葉すら川上にはもったいないくらいで、嘘つきのただの泥棒ですね。
今のところ川上の消息は全くわかってませんが、金もほぼない状態でしょう。個人情報なしで働ける仕事か新たに誰かを騙してるか!といった感じだと思います。
私も経験ありますが、派手に金を使った後にくる落ち込みは苦しい限りです。マイナスがマイナスを生んでなかなかスタート地点にすら立てない現実があるのです。
知り合いの誰かを頼ったとしても、初めの少額は借りれると思いますが毎回という訳にもいかず結果的に嫌がられるのがオチです。
そうなると情けなさや淋しさ、悔しさに襲いかかられ苦しくなるのです。人生は表裏一体で幸せと不幸は背中合わせにあるもんなんだと思います。
今頃川上は、苦しんでるかも!と思うと性格の悪い私は嬉しくなります。もしそんな状態で見つけでもしたら更に苦しみと屈辱を与えたくなるのです。
私にとって、川上という泥棒にやられた金額はたかがしれてます。それくらいで人生が変わる事もなく、いつも通りの生活です。
片や川上は逃走資金も乏しく逃げ回る人生です。いつまでも追い続けるんでいつまでも逃げ回ればいいでしょう。
そのうち力も尽きるはずだと思います。60歳を過ぎてから力尽きた姿は想像を絶するものがあるのではないでしょうか…
金もなければ体力もない!川上に限っては歯もなければ勇気もない。
笑ってしまいます。
第26章に続く
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