第2章

川上の仕打ちにモヤモヤ感が残った状態で

2022年も終わり新しい年が明けて2023年に。

個人的な事情もあり、何とかヒマを見つけたのが2月の初旬で川上を捕まえにチェンマイへ。

たこ焼き屋の場所は川上との世間話しで聞いてたのでチェンマイへ着くなり直行しました。

キョロキョロと探しながらウロついてる私に先に気づいた川上は、店先に立ちながら俯き加減で息を潜めて、ジッとしていました。

それに気づいた私は、大声で、川上ーッ！と呼びつけて店の横で話しをしたのです。

その時のエピソードで川上は、裏切った事に苦しみ首を吊るつもりでロープまで買ったとの事でした。

そんな言い訳を聞きながら3週間ほどチェンマイに滞在し毎日の様子を見て、もう一度信じる事に。

川上は午前中にスーパーを2〜3軒ほど回って買い出しをし、時折、言葉もわからないのに市場へも行ってました。

昼からは少し休憩をとって仕事の付き合いとか会議とかで忙しそうにしてました。

そんな川上を見て、私はこんな思いにかられるのです。知らぬ国でたった一人でガンバってるのなら、もう一度応援しよう！と。

煮えくりかえってた腹の虫も収まりチェンマイを後にするのでした。

次に続く

上記の写真は2023年2月にチェンマイへ行った時にメーヤーというショッピングセンターの上で撮影したもの。