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みんな生きているだけで価値がある

2020-06-08 07:30:38 | 日記
***自分忘備録***

昨夜,寝る前突然

20年くらい前に亡くなった
祖母の生前の気持ちが感じられて
涙があふれる不思議体験

ちょうど1週間後、命日だね

大好物だった甘いものをお供えに
久々に実家に行こうと思う


20年前
祖母が急に他界した時
ただただ悲しかった
もっと生きていて欲しかった


でもそれは
生きている私のエゴだった
(そのことに昨日気付いた)


祖母は
早くあの世へ行きたくて
先に旅立った自分の夫に
いつも「迎えに来て」って
願っていた!って知った


祖母は
深い深い絶望の中で生きていた
(その気持ちを感じた時、涙がとめどなく溢れた)


それを周りに見せることなく
淡々と優しく穏やかに
私たちのお世話をしてくれていた
(その深い慈愛に感謝&感動の気持ちが溢れた)
素晴らし過ぎて、私には真似できない生き方だよ・・・


祖母から
愚痴や不平や不満の言葉は
一度も聞いたことが無かった


祖母は
たったひとりで
深い孤独と絶望と寂しさを抱えながら
”生きる”という運命を受け入れて
淡々と日々を過ごしていた
(知らなかったよ)


祖母が大好きだった私は
小学生の頃は
一緒に買い物へ
一緒に畑の水やりや収穫へ

いつも祖母と自転車を並べて走って
出掛けていた

一緒に晩御飯を作った
(祖母の深い絶望に全く気付いていなかった)


その頃の私は
大好きな祖母と
ただ一緒に居たかっただけだけで
祖母のために何かをした訳ではなかったけど


そんな私の存在が
祖母の心の支えになっていた
らしい


そんな事に気付いた


私は自分を
「何て不幸な境遇に生まれ育ったのだろう」
って
自分を「かわいそうな人」のように
悲劇のヒロインのように思っていたけど


祖母の生前の
亡くなるまでの10年程の間の
悲しみ、絶望、寂しさ、、、
それを感じた時


自分は
あの境遇の中でさえ
幸せであった事に気付いた
(私には希望の光があった)


「自分だけがなぜこんな境遇?」
って思っていたけれど
そんなふうに思っていた自分が
恥ずかしい


希望の光がない中
先の光が見えない闇の中で
淡々と生きるという道以外の選択がなかった
理不尽を全て受け入れて

怒ることなく嘆くことなく
光の見えない先の見えない闇の中を
静かに生きる
祖母の絶望に比べれば・・・


今は光に戻って
私を応援してくれている祖母


その愛が届いた


「あなたは存在しているだけで価値がある」
「あなたは生きているだけで価値がある」


ありがとう♡ 2020年6月8日 miho