憧れの南ア南部縦走_13.08.11【Day1：鳥倉林道～高山裏避難小屋】

濃い緑と、豊富な水と、その静かさに、どうしても惹かれてしまう南アルプス

山を自ら選んで歩くようになって３年目くらい頃から、なぜか自然といつかは・・・と思っていた南ア南部の縦走
でも、早くから準備と計画をしていた昨夏は天気予報を見て断念
今夏は山の神様からお許しが出たようで、お休みと天気に恵まれて無事歩くことができました

当初は完全ソロの予定で椹島からの周回予定で考えていましたが、何と
同じく南アが気になっているお友達と一部予定が合うじゃない！って事で、一部便乗で鳥倉からの縦走に

そんな訳で鳥倉林道Pからいざ出発です

お天気サイコー

頑張りますよ～

鳥倉登山口　トイレもあります

三伏峠までは、こんな樹林帯をひたすら登ります

所々、見た目にドキっとする感じの階段がありますが、見た目とは違って結構しっかり安定してます。

お楽しみの水場　冷たくて美味しい

時々こんな景色が見えてテンション

塩川小屋方面は通行止めのロープが張ってありましたよ

分岐を過ぎて少し登ると・・・あれはもしや？！

甲斐駒＆仙丈さんですか？！

そしてあれはもしや、激下り＆登りの塩見サマ？
なぁんて歩いているうちに、三伏峠まであと２００歩の看板到着
数えてみましたが・・・私の足では２２０歩でした（＾＾；

三伏峠　携帯電波、普通に3本立ってます（Docomo）

・・・とココで、お友達のザックからまさかの差入れ。手作り枝豆です
汗もかいてるし、ビール欲な差入れに心は揺れ動きましたが。。
さすがに今日はまだ先が長いのでガマン！
豆の味をジックリ堪能させていただきました

三伏小屋のテン場。塩見やらが見えて気持ちよさげな所です
今度は塩見狙いでココ来ちゃうかな

タカネマツムシソウ

こんなに沢山咲いているのは初めてで感激です

烏帽子岳
畑薙から入った今日で4日目のお兄さんと暫しお話。
今日は三伏へ泊まり、まだ仙塩の方へ行くらしいですよ。
その行程にもビックリですが、驚いたのは荷物の軽さ。超ロング縦走なのに、16キロだって
今回、またやらかした私の26キロとは10キロ差こんなの担いで歩けない・・・とか言われちゃいました

小河内避難小屋、めちゃくちゃ遠いんですけど～
暑いだ、遠いだ、まだあんなにあるの？だの文句言いつつも、ちゃんと進んでました

無事に小河内避難小屋到着
・・・とは言え、既にかなりのお疲れ指数＆気持ちのいい景色に心は揺れます
ココ泊にしちゃう？　or　先へ進む？

そんな我々に、小屋のおじさんの高山まではそんなにアップダウンないし楽だよ、というお言葉。
そんなの聞いたら、頑張るしかないよね～

という訳で、気合を入れて小屋を出発し、まずは小河内岳

まだまだ先は長そうです

マルバダケブキ
あまり興味のなかったお花ですが、よーく見ると蕾の形が可愛いです

あちこちの斜面が黄色に染まってました。

小河内岳のオジサンのウソツキ～！と言いたくなるほど、（まぁ地図通りなんですが）ひたすら歩きが続きます
もうココで休みたい！って思うと、山の神様からの応援物資

シロバナヘビイチゴ？　

まさかのお久しぶり

タカネビランジちゃん

最後の斜面を下ったら、強烈キャラのオジサンがいる高山避難小屋到着
今日はどうやら混んでいて、ここ10年程使っていない草生えまくりな所しかないと思うよ、なんて案内されたテン場
草が凄いなんて言うから、てっきりバイケイソウとかがワサワサ生えているのかと思ったら

使われている所より、よっぽど素敵　静かだし

長く苦しい1日目、ようやく終了～
疲れた体に鞭打って、今日の我が家を設営したら宴とペルセウス流星群を堪能して・・・
おやすみなさーい

＜本日のルート/荷物約26Kg＞
鳥倉林道終点P（0617）-鳥倉登山口（0658-0715）-水場（0910）-塩川小屋分岐8/10（0937-42）-三伏峠（1025-1055）-烏帽子岳（1150-1208）-小河内避難小屋（1345-1413）-小河内岳（1420-1425）-板屋岳（1651）-高山避難小屋テン場（1802）